医療系のご家庭の生徒さんは、中高一貫校に通われることが多いです。

個人指導シグマには、そういう医療系のご家庭で中高一貫校に通っている生徒さんが多数在籍しています。

それは、文京区と言う地域性も原因の一つとしてあるのかもしれません。

医学部進学を希望する生徒さんも多いので中高一貫校からの医学部進学について考えてみました。

①医学への興味

②目標設定

③現実に目覚める

④学習法

⑤トラブル例

⑥推薦入試

①医学への興味

医学部受験

「おうちがお医者さんだから、○○君も医学部行くんでしょ?」

生徒さんが一番嫌がる会話です。

というのは、自分の意思とは違うところで、自分の進路が決められるような気がするからです。

小さいころから周りの人にこういうことを言われてきた生徒さんは、いろんなことを警戒しています。

そうするとどういうことになるか?

自分の進路についてしゃべらなくなるのです。

触れてほしくないのかもしれません。

こうなると強制的に医学部受験の方にもっていくとトラブル発生の可能性が出てきます。

理想は、自分で進路を決めて早くそれに向かってスタートすること。

そのためには、まずは医学に対する興味を持たせることからかもしれません。

生徒さんたちと話していると、ご家庭の中で日常的に医学用語やニュースが取り上げられているようです。

それである程度興味は持つと思います。

でも、自分から動くようにするにはもう少し何かが必要ではないでしょうか?

TVドラマでもいいでしょう。

Drコトーを見てへき地医療に興味を持った人も。

マンガでもいいです。

ちょっと前の生徒さんに「ブラックジャック読んで、医者になりたいと思った。」と言う人がいました。

きっかけは、漫画でもいいと思います。

お勧めは、NHKのドキュメンタリーです。

たまにしかやっていませんが、各分野の専門的な内容が有りあげられます。

医療分野の特集の時に家族でご覧になればいいと思います。

興味を持てば、何がしかの行動に結びつきやすくなります。

②目標設定

医者になる

当たり前ですが、単に医学部に行きたいと思っても行けるものではありません。

歯科医のうまみがなくなった今、医学部の人気は高まる傾向にあります。

本当に医学部受験をするならば、なるべく早く始めないといけません。

そのためには、まずは目標設定からです。

まずは、国立か私立か決めましょう。

それによって取るべき学習方法も変わります。

初めは、なるべく高い目標を置きましょう。

出来れば、実際に大学に見学に行くと身近に感じられて現実としてとらえやすくなります。

10年後、自分が良しになって活躍しているイメージを作るのも大切です。

③現実に目覚める

目標は高く、でも実行は地道にやらないといけません。

目標が定まったら現実との差を埋めないといけません。

そのためには、まずは現実を客観的に受け入れることが必要です。

数字で明確に出た方が分かり易いので模擬試験などを利用しましょう。

結果が出ると自分の目標との差が分かります。

最初から合格ラインに達している人はほとんどいないでしょう。

でも、足りない部分は埋めればいいだけです。

一度に全部を埋めることも出来ませんので、計画的に段階を踏んで学習を進めていくことが必要になります。

計画に時間的なことを組み込むことで今やるべきこともはっきりします。

④学習法

国公立と私立医学部とでは、学習法が違います。

と言うのもセンター試験があるせいです。

地方の医学部であれば、センター試験で一定以上得点する必要があります。

場合によっては、ほとんどセンターで決まることも。

一方、私立の場合はセンター試験がいらないの(但し、順天堂などのセンター利用入試も有ります)で科目数が少なくて済みます。

と言うことは、集中して学習できるということです。

どちらにしても、学習の基本は英語と数学です。

国公立の場合は、国語も入ります。(すぐには伸びないので)

高校2年生ぐらいまでは、英語と数学の基本を身に付けましょう。

中高一貫校のカリキュラムだと理系でも高校2年生で高校の教科書が終わります。

その後は、受験対策中心です。

ここで、基本が出来ていない人は受験勉強に移行できません。

と言うよりは、ついて行けません。

だからこそ、高校2年生までに基本は必ず押さえないといけないわけです。

教材の選択も重要です。

行きたい大学によって問題のレベルも違います。

と言うことは、むやみに難問ばかり解いても意味がないということです。

その前に、難問だと歯が立たないのでへこたれてしまいますね。

受験までに何冊か教材を買える必要が出てきます。

初めに何を使うべきかしっかりリサーチすべきですね。

数学の学習法

基本的には、学校で配布されている教材を完ぺきにマスターするのが先決です。

高校生だと教科書以外に”4STEP””クリアー”などの問題集が学校から配布されます。

まずはこれらの教材を完ぺきにしましょう。

そうすれば定期テストは、高得点が望めます。

基礎が出来ていないと応用問題は解けません。

普通の問題が普通に解けることが大切です。

学校の教材が問題なく解ける生徒さんは、ほかの教材を使ってもいいと思います。

難しい参考書は本屋さんに行けば山のように売っています。

その中から自分に合った教材を探せばいいと思います。

個人指導シグマでは、東京出版の”大学への数学”シリーズを使うことが多いです。

英語の学習法

医学部受験で山となるのは、なんといっても長文読解です。

単純に長文読解といっても、それが出来るようになるにはいろいろな力が必要になります。

文法

構文

語彙

速読力

国語力

まずは文法が分かることが大切かもしれません。

速読中心で指導している教室もありますが内容を正確に捉えられるかというと????

基本的な文法の知識は不可欠だと思います。

この辺りは、学校の授業で習うレベルでいいと思います。

ということは学校の教材をちゃんとやればいいということです。

高校1年生の段階で文法の学習が終わる学校もたくさんあります。

そこでちゃんと理解できなかった生徒さんは復習が必要です。

その場合の教材は、学校の物よりも市販のものを勧めます。

もっとコンパクトでわかりやすい教材が探せばあります。

一人で学習する場合はあまり暑いものだと途中で挫折することが多いのです。

単語はまとめて覚えることは不可能です。

だから普段から徐々に覚えていかないといけません。

学校で単語テストをやっている場合はそこでしっかり点数を取ることを心がけましょう。

知らないうちに語彙力が付きます。

自分一人でやらないといけない生徒さんは、単語集を活用することになると思います。

個人指導シグマで進めているのは”速読英単語”です。

単語だけを切り離して覚えるのではなく文章と一緒に覚える形式なので覚えやすいと思います。

速読には高校生向けの英字新聞をお勧めします。定期的に読んでいれば読むのが早くなります。

英文に慣れてくるといった方が良いのかもしれません。

個別指導英単語教材

⑤トラブル例

医学部受験で今まで問題になったのは、ほとんどが同じようなことです。

それは、本人は別に医学部に行きたいわけではないが、でも、親としてはどうしても行かせたい。

このケースで、余り話し合いが図られなかったケースでは最後になってもめます。

実際は、医療系のご家庭ではお子さんも医療系を目指すことが多いです。

でも、そうでないこともあるのです。

・声優さんになりたくって大学に行かなかった。

・反発して高校2年生から文系を勝手に選択した。(最終的に医学部受験することになりました。2年浪人して何とか医学部合格しました。)

・高校3年生の秋になって医学部でなく理工学部を受けることにした。

揉めるとなかなか解決できないことが多いです。

生徒さんの進路は、なるべく自分で決めるようにするのが本来の姿です。

⑥推薦入試

医学部にも推薦入試があります。

でも、倍率が高いのが現実です。

10倍を超えることもざらです。

指定校推薦も有りますが他の学部と違って落ちることもよくあります。

普通は、指定校推薦ならばほとんど受かります。

医学部に関してはそれが当てはまらない大学があるのです。

公募の推薦試験は、倍率が高いうえに書類の準備が大変になります。

さらに適性試験の割合が高いという話も。

簡単にいうと、推薦試験はなかなか受からないということです。

過去に筑波の医学部に推薦で合格した生徒さんがいました。

これは、あくまでも例外と言うことで…。

最後に

医学部進学のご要望が多いです。

でも、競争があるのでそれなりに勉強しないと合格できません。

浪人しても1年で合格できる保証は全くありません。

若しも本当に医学部に進学したいならば、それ相当の覚悟が必要となります。

努力ももちろん必要です。

個人指導の問合せ

電話;03-5395-0949(平日午後3時~9時)