中高一貫校の学習法

入学式・始業式も終わり新学期が始まりました。

学校のクラスも変わり、まさに新しいスタートの時期です。

特に新入生は、環境も変わるので慣れるまでしばらく時間がかかります。

そして、どんな生徒さんにも共通して言えることがあります。

良いスタートを切るとそのあとが随分と楽になるということです。

中高一貫生が素晴らしいスタートを切るために、注意しておいていただきたいことをまとめてみました。

平均点以下の中高一貫中学生が成績を上げるには?

年間の予定を把握する

新学期の初めに、学校から年間行事予定表が配布されます。

配布されたらすぐに自分が普段使っている手帳に大事なものは転記しましょう。

カレンダーで管理している人は、カレンダーに書き込みましょう。

日程の中で大事なのはテストの日程!

テストの日程を正確に把握していないと試験対策もちゃんとできません。

個人指導シグマの生徒さんの中には、1週間以上日程を間違えて覚えていた生徒さんもいました。

学園祭や体育祭などの行事も書き留めておいた方が便利です。

新垣がいつからかも分かっていない人が多いです。

 毎日やることを決める

成績を伸ばしたかったら、学習時間を増やさないとどうしようもありませんね。

学習時間を伸ばすには、毎日コツコツやることが一番です。

毎日、30分学習時間を増やすだけで1か月だと15時間

1年だと180時間にもなります。

中学生の間であれば、学校の予習・復習に集中でよいでしょう。

特に、学校で学習したことを復習するのがお勧めです。

復習の方が成績に繋がります。

高校生ならば、英語や数学などの科目を重点的に学習する計画を作りましょう。(受験勉強を始める前)

もちろん、学校の復習でも構いません。

4月の貯金は大きい

学校は始まっても、4月中旬までは授業は、そんなに進まないことが多いです。(一部例外の学校があります。)

特に新入生は、ガイダンスなどが入りますので、本格的な授業が始まるのも遅くなります。

でも、それで安心していると大変なことになります。

例年、ゴールデンウィークの連休を過ぎたあたりから授業のペースが急に上がり始めるのです。

最初のペースの遅さに油断していた生徒さんはあっという間に置いて行かれます。

そうならないためには、時間的に余裕のある4月のうちにある程度予習しておけばいいのです。

少なくとも中間テストの範囲まで予習しておけば、直前に慌てることは少なくなります。

初めのテストをうまく乗り切ると、その成績がその学年でのあなたのベースになります。

と言うことは、良い成績を取るとそのまま上位を維持することが可能となるのです。

新入生は、とにかく最初の定期試験でいい成績をとることを心掛けましょう。

それ以外の学年の生徒さんも、新学年になればいろいろと環境が変わります。

新しいクラスで以前よりも上の方に付けるように、最初のテストは頑張りどころです。

新入生はまず環境に慣れることが大切

新入生特に中学1年生は、まずは環境に慣れることが大切です。

同じ新入生でも高校1年生とは全く状況が違います。

体力がない

中学1年生は、一般的に体力がありません。

電車通学だけでもかなり疲れてしまいます。

体のわりにやけに大きなカバンが目立ってしまいます。

さらに運動部に入った場合は、家に帰ってからなかなか勉強するだけの体力が残っていません。

5月になって部活が本格的に始まると大変です!

家に帰ってしばらく休んで夕食の後もしばらく休んでお風呂に入って寝るだけ。

そんな生活になりがちです。

体力は段々ついてきます。

慣れるまでは、きついのは皆さん一緒です。

そこで少しでもやっているとかなり違ってきます。

ペースがつかめない

初めは、右も左も分かりません。

授業の進め方も分かりません。

ノートの取り方もどうしてよいのやら?

朝早く起きないといけない人も多いですね。

慣れるまではどうしてもどうしてもまごまごしてしまいます。

これは、早く慣れて自分なりのペースを掴まないとどうしようもないです。

中だるみ気味の生徒さんは変身するチャンス

「今度の試験こそ頑張るぞ!」

「あー、またダメだった・・・・・・」

こんなことの繰り返しの生徒さんはいませんか?

まあ、そんな生徒さんが多いですね。

4月はそんな中だるみ気味の生徒さん達にはまたとないチャンスです。

なんのチャンス?

そんなの聞くまでもありません。

自ら勉強する人になるチャンスです。

これまでのあなたはどうでもよいです。

「この学年は勉強を頑張るぞ!」

という気持ちがあれば十分です。

と言ってもなかなか変われないのが人間ですね。

そんな人にアドバイスを差し上げます。

”1つだけ継続して実行することを決めてください。そして、決めたことは最低1か月は続けてください。”

これだけです。

教室では、まずは学習記録を毎日とることを勧めています。

専用の手帳を用意して毎日の学習を記録します。

100均で売っているような薄い手帳でも構いません。

中には、学校から”スコラノート”などと言った名前の学習ノートが支給されていることもあります。(ほとんどの人は使っていません。)

それだけだとすぐに続かなくなるので、誰かにチェックをしてもらいます。

これが続けば自然と学習時間が増えます。

「そんなこと言っても、親に見せたりしたくない。」

よくこういう声を聴きます。

でも、そんな人は何にも変わりません。

自分を変えたかったら、行動を変えないといけません。

小さな一歩ですが、それが成功への足掛かりになるかもしれませんよ!

注:目標を立てたら見えるところに貼ってください。忘れないようにするためです!

受験生は早く受験体制に移行

高校3年生は、受験体制に入っていないといけません。

時々、高校3年生になってもそれまでの学年と同じような行動をしている人がいます。

そんなことやっていると、後で苦しむことになるのですが。

大学受験は、覚えることや理解することが膨大です。

「私立文系だから3教科なので大丈夫でしょ・・・・」

いいや、大丈夫ではありません。

英語だけでも大変です。

最後になって単語をまとめて覚えようなんてことを考えてはいけません。

覚えても忘れるのが人間です。

だから、反復が必要なのです。

受験本番で結果を残すには、あやふやな知識ではだめです。

自分の頭できちんと整理された知識でないと。

社会や理科も同じです。

数学や物理は、理解すればすぐに出来そうですがなかなかそうなりません。

ちゃんとした答案を作るには、自分で問題を解く作業がどうしても必要です。

そうするとかなりの問題数をこなさないといけないのが分かりますね。

受験は、早く始めた人が圧倒的に有利です。

高校2年生は、夏休みまでに受験勉強を始めれば現役合格の確率がぐっと上がります。

春から始めるともっと確率が上がります。

 

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