中高一貫校の学習法

中高一貫校&国立大学付属専門の個人指導シグマ

「うちの子、勉強のやり方が分かってないんじゃ・・・・・・・。」

「どうやって試験勉強したらいいんですか?」

「なんとなくやってるけど今の勉強のやり方でいいのかな??」

シグマの教室でよく聞かれることです。

そもそも自分なりの勉強のやり方が確立している生徒さんはどのくらいいるのでしょうか?

皆さん、試行錯誤を繰り返しているのではないでしょうか。

いや、それまでのやり方をなんとなく続けている生徒さんが一番多いような気がします。

効率の良い勉強法を早い段階で確立すると後々楽になります。

自分に合った学習法の確立について考えてみました。

なぜ勉強の仕方が分からないのか

そもそも勉強していない

「勉強の仕方が分からない。」という生徒さんに一番多いのは、そもそも勉強してないというケースです。

勉強していれば、いろいろな疑問がわいてきます。

その中には、勉強法に関するものもあります。

そうすると「どうすれば?」ということで考えるのが自然です。

それなのに

「勉強の仕方がわからない・・・」=”私は、勉強していません。”

と言っているのと同じことなのでは?

何にも考えない

ちゃんと勉強してるのに、いつまでたっても勉強のやり方が分からない人もいます。

何も考えない人もその一部です。

現状を客観的に分析して自分で考えればいろいろな方法が出てきます。

何も考えない人は「とにかくやるしかない。」と言いながら、今までのやり方を続けようとします。

シグマでも過去にこのような人を何人か見てきました。

このタイプの人たちの特徴は、やってもやっても思うように成績が伸びないことです。

結果が出ないのに同じやり方に固執しているのでどうしようもありませんね。

何年も浪人している人に多いです。

知識が不足している

勉強法を確立したくとも、ノウハウを全く持っていない人もいます。

でも、よく考えるとちょっとパソコンで調べるだけでもいくらでもやり方は出てきます。

自分で調べるということすら思いつかない人も存在するのです。

google先生に聞けば、いくらでも出てきます。

ただ、その中から自分に合ったやり方を選んで実行するのが難しいのですが・・・・。

現状での知識の不足はあまり問題となりません。

そこから一歩踏み出して、自分で調べるということをすればいいだけなのです。

知識の不足は、問題ではありません。

正しい知識を身に付けようという姿勢が必要なだけです。

向上心がない

「どうせ私なんて・・・・・・・・」

「勉強なんて、やったってしょうがないし!」

自分の学力を上げることに全く関心がない人もいます。

これは、対処の仕方が大変難しいです。

”どうして向上心がないのか”その原因から考えないといけません。

ただ、全く向上心がない人は中高一貫校にはあまりいません。

このタイプの人たちは、目標を見失っていることが多いです。

10年先の目標があればいいのですが、そこまで先のことはなかなか考えてくれません。

だったら、1か月ぐらいの短期の目標を決めましょう。

やれば出来る!

勉強の仕方が分からないとどうなる

時間とともに広がる学力の差

勉強法が確立している人とそうでない人とでは、どのくらい違ってくるのでしょうか?

仮に学習時間が同じだとすれば話は簡単です。

学習効率の差×学習時間

この公式によって差が生み出されます。

最初は、そんなに差がつきません。

でも、時間の経過とともに大きな差がつくことは明らかです。

特に、受験勉強の時期になると一気に差が広がります。

やってもやっても結果が付いてこない

効果のない勉強を続けても結果はついてきません。

「ちゃんと勉強しているのにどうして点数が伸びないのだろう??」

あまり勉強をやっているようでもない人に負けると一層ショックですね。

もちろん、全く勉強しない人よりは結果が出ます。

でも、自分の満足のいく結果とは違うことが多いのでは?

成績不振によるやる気の低下

やってもやっても自分の考えているような結果が出ないと不安になります。

「私って、もうこれ以上伸びないのかな。」

「俺って、馬鹿なのかな?」

「やってもこの位だったら、やらなくても変わらないかもね。」

段々とやる気が低下していくこともあるのです。

まさに、蟻地獄です。

どうやって自分なりの勉強のやり方を確立するか

問題意識を持つ

今、自分がやっている学習法に疑問を持ちましょう。

「もっと効率の良いやり方はないのだろうか?」

「今のやり方よりも、もっと早く身につく方法はないのかな?」

「自分は、理解するのが人よりも遅い。どうすれば、もっと早く分かるようになるんだろう。」

様々なことを問題意識を持ってやるといろいろな発見があります。

取り敢えずやってみる

まずは、机の前に座って勉強しましょう。

やらないといけないことは、勉強することです。

実際に勉強していれば学習法は、だんだんと身に付きます。

勉強法が分からないという人のほとんどは、学習時間がとても少ないです。

実際に勉強しても学習法が身につかないときは、やり方を考えればいいのです。

結果を分析する

何事も実行すると結果が出ます。

その結果について検証作業をしましょう。

自分がほかの人よりも何が劣っているのか。

どの科目の勉強法を変えないといけないのか。

例えば、単語の暗記なら

時間、場所、教材、音声教材の利用、紙に書く回数、色・・・・・。

実にたくさんのチェックポイントがあります。

覚える時間を変えたりしながらその結果を次の日にチェックしてください。

きっと、英単語の暗記に最適な時間というものがあります。

(普通は、暗記は寝る直前です。)

問題の特定

ある程度勉強して結果を検証したら問題点の特定作業に移りましょう。

例えば数学

青チャートの例題をやっているけども2回やってもテストでは同じ問題が出ても間違うことが多い。

友達の中には、1回やっただけでテストでちゃんと正解する人がいるのに。

これは、自分のやり方がどこかおかしいのだろうか?

それとも数学の才能がないのだろうか??

このケースならば、数学の得意な友達にやり方を詳しく聞いて見てください。

そして、自分のやり方と比較すると違うところが出てきます。

その違う部分で一番の原因となるところを突き止めましょう。

問題の発生原因が突き止められない限り同じ症状が続きます。

解決法を探る

問題点が特定できたならば、解決策を見つけるだけです。

一番簡単なのは、出来る人の物まねです。

数学が得意な友達のやり方をそっくりまねてみましょう。

これだけでかなりの問題点は解決します。

周りに参考になりそうな友達がいない場合は、自分で解決策を探すしかありません。

web検索を使えばたくさん出てきます。

しかし、webにのっている情報は必ずしもあなたに合っているとは限りません。

特殊な方法で特定の人の見に通用するやり方かもしれません。

学力上位の人には合うけれど、その科目が苦手な人には向かない方法もあります。

そのあたりの見極めは、実際に自分でやってみて自分で判断するしかありません。

最後に

例年、春先は学習法に悩む方が多い時期です。

特に新入生に多く見受けられます。

学習について様々な問題がありますが、解決しようという気持ちがないとなかなか解決しません。

学習法は、様々なやり方がありますので色々と試してみましょう。

やっていれば、あなたに合った学習法がきっと見つかりますよ!

 

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オンライン授業にも対応しています。

学習法で悩む生徒さんのために様々なやり方を用意しておりますので、お気軽にお問合せ下さい。

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