中学生理科の勉強

区立の中学生
シグマに通ってくる生徒は、成績がまちまちです。生徒のレベルに応じて指導教材、指導方法が違います。基本は、”覚えること””理解すること”を徹底してやってもらうことです。教科書準拠のワークを用意して成績不振の生徒は復習中心、余裕がある生徒は予習中心で進めます。点数に結びつかない最大の原因は、反復が足りないことです。間違った問題を繰り返しやって出来ないところを消しこんでいきます。この作業のためには、教室だけでなく家で学習することが必要になります。そこで、宿題を出してゆくことになりますがキチンとやってくる生徒とそうでない生徒で進み方が2倍以上違ってきます。
テスト前は、学校で渡せれている問題集で分からないところの補習もします。特にテスト範囲に入っている場合は、同じ問題が出ることも多々ありますので。長期の休みは、基本的には復習をします。分かっているようでもやらせると出来ないことが多いからです。新学期が始まる前には、予習を少しずつ取り入れる生徒もいます。学校の宿題の質問も受け付けますが、宿題を全部一緒にやることは基本的にはしません。時間がいくらあっても足りなくなりますので。

2013年よりマインドマップでの指導を取り入れました。理科や社会などの科目は、マインドマップを学校の授業と連動させて予習復習を組み合わせるとテスト前にやるべき勉強が大幅に少なくなります。英語・数学などの基本教科は、シグマのオーダーメイドの個人指導でレベル・目的にあった学習が出来ます。

区立中学2年Aさん(X点→X+29点→X+38点)
Aさんがシグマに来たのは、中1の12月のことです。中学入学と同時に大手のK塾に入っていました。シグマの来たときの成績は数学19点でした。塾で難しいことをやっていましたが消化不良で計算の基本から出来ていない状況でした。
12月から計算の復習を始めて、平行して学校でやっていた関数を学習しました。年が明けてからは、計算はなるべく宿題にして学校の進度に沿って平面図形と空間図形を学習しました。その結果、3学期の期末試験では48点になりました。もう一歩で平均点といったところまで伸びてきました。通知表も主要5科目で+4、実技教科で+3でした。(テスト前に理科社会を追加で指導しました。)
2年生になって、1学期は、中間テストがなく期末テストはかなり広い範囲となりました。式変形や証明など苦手なところはありましたが、1学期の期末試験で57点まで上がりました。
使用テキスト:keyワーク
宿題:3~4ページ
基本方針:基本の解き方を教室で指導して、宿題で類題を出して家で練習。出来るようになるまで何回も復習。

文京6中Bさん(中22月から受験まで)(76点→83点→94点→89点→91点→都立合格)
数学: Bさんは、シグマに最初に来たときは数学だけが3で他の科目は4をとっている生徒でした。授業を始めてすぐに分かりましたが、計算ミスが多発していました。計算ミスは、それが出る場所が大体決まっていますのでそれを一つ一つ指摘して本人に意思させてミスの発生度合いを下げていきました。
中3になって都立が第一希望とのことなので、都立向けの3年間の総復習の教材と教科書ワークを併用しました。ない進展のこともあるので学校の定期テストの前は、試験範囲に絞って勉強しましたがそれ以外の時期は、1・2年の復習と3年生の学校でやっている範囲を適宜割合を変えながら指導しました。本人の努力もあって点数は90点ぐらいまで行きましたが、通知表の5はなかなかもらえませんでした。
夏休みに、中3の範囲の予習と1・2年の復習を終わらせて早い段階から入試レベルの問題に取り掛かりました。もちろん定期テスト前は、テスト範囲中心の勉強でしたが。都立の過去20年分の問題(旧課程をのぞく)を解き、本人の苦手とする分野を徹底的に学習しました。1月ぐらいには、V模擬などでも結構いい判定が出るようになっていました。そして、本番入試はみごと合格してくれました。
英語:英語は、元々得意な科目だったのではじめから少しレベルが高い内容を混ぜて進めました。教科書ワークなどは解答を本人に渡してなる付けまでやってもらって質問だけ受けました。残った時間は、応用問題に割きました。秋からは、長文など実践的な問題を中心にしましたがそんなに苦労するでもなくキチンと理解していました。過去問は、都立以外にも私立併願校の過去問も取り組みました。私立の方が問題が難しくって苦労していました。

茗台中学(中2秋から受験まで)
数学:シグマに初めてきたときは、応用問題が全く解けませんでした。特に文章題・関数・図形と入試によく出る分野が苦手でした。
予習中心でとのリクエストがあったので前の塾で使っていた新中学問題集(標準版)を使って教室で例題を解説して残りの問題を宿題にしました。理解が上がるようになるべくホワイトボードを使って図を描いて説明しました。そして、分からない問題は何度も繰り返しやり直してもらいました。(時間を置いて)その結果、学校のテストで初めて90点台をとりました。
中3になって進路の希望が大学附属の私立高校ということなので内申書を少しでも上げるべく定期テストの対策を中心に授業計画を作りました。1・2年の復習は、夏休みなどの時間があるときにまとめてやりました。
証明など苦手な分野はありましたが学校のテストは何とかクリアしました。でも、希望校の内申の基準に1足りませんでした。(英検3級のプラスを入れて)そこで高校側と交渉して単願推薦で出しておいて、応募者が多数の場合は一般受験に回って加点することにしてもらいました。結果は、1月の試験で合格してくれました。

文京6中W君(中2から受験まで) 城北高校合格
W君は、サピックスに通っていましたが授業についていくのに精一杯の状況でシグマに来ました。科目は、数学。サピックスのテキストは解答が付いていません。授業中に全部の問題をやるわけでもないので理解できない場合は、自力で復習しなければなりません。
シグマでは、サピックスで分からなかった問題を解説して時間が余ったら残っている問題を解く様にしました。(基本的に難しいので指導出来る先生は限られます。)
テストごとにクラスのUP DOWNはありましたが徐々に力が付いてきました。中3になってからは、サピックスのテキスト以外に”高校への数学 日々の演習”も使い始めました。
第一希望のk高校には届きませんでしたが、私立城北高校に合格しました。(その後、大学はK大学に進学しました)

文京区立第六中学校1年~都立竹早高校卒業 F君  (担当:柳沢)
F君は、小学校6年の3月から高卒まで6年間の長きにわたって担当した、後にも先にも最長不倒を誇れる生徒になりました。中学英語の入門編と準備のためということで、入学前に入会してきました。特に教育熱心な家庭ではなく、高校も都立の中堅以上を希望していたようなので、学校の授業の補習と定期テスト対策が主な指導内容となりました。教科書の新出単語や文法、テキストの内容と表現の理解と暗記を中心に、教科書に準拠したワークブックを用いて指導しました。F君の素直な性格とのみ込みの早さが功を奏したか、定期テストでは大体70-80点を確保し、高校受験も難なくクリヤーして希望校合格を果しました。F君の紹介で同級生のK君や歯科医院の息子のK君も中学2年から入会してきて、高校受験から高校卒業まで担当しました。K君は地元の私立京華高校に、歯科医院のK君は大東文化大附属高校にそれぞれめでたく入学し、その後も卒業まで通ってもらいました。F君は一浪の後、希望の明学大に合格。K君は推薦で桜美林大に合格。歯科医院のK君は歯科大に入学したと聞きました。受験を控えた大切な時期に、3人の日常学習のペースメーカーとして、定期テスト、高校受験、大学受験の準備まで重要な役割をして来れたことを大変うれしく思います。合わせて、私自身のキャラクターで英語学習の楽しさや面白さを、3人に身を以て体験してもらえたものと自負しております。

 

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