中学2年生の特徴
今では有名になった中2病
中2病だけでなくこの時期の中学生は不安定なことが多いです。
中だるみは、皆さんそうだと思います。
自分の将来を思い描けずに具体的な目標も設定されていません。
と言うことは、勉強に身が入っていない状態ではないでしょうか?
さらに、反抗期に入っています。
親も言うことは聞かない。
かといって自分から積極的に動くこともない。
御家庭だけで解決しようとすると大変です。
せっかく時間がある冬休みですので将来に目が向くようなことをしてはいかがでしょうか?
例えば、大学でやっている公開講座
実験教室
大使館主催のイベント
大学の研究施設の見学
探すといろいろ出てきます。
あくまでもご本人の興味がある範囲で探すといいと思います。
探すところから自分でやってもらう方がいいのかもしれません。
自分の将来の職業を考えてもいいかもしれません。
その際には、”今後10年でなくなる仕事”などで検索するとびっくりするかもしれません。
身近な仕事が候補に入っています。
勉強に関して
勉強に関しては、同じ学校内でも大きな差がついている時期です。
この時期に平均点すらいっていない方は要注意です。
進み方が早い中高一貫校では、公立中学の範囲の勉強がもう少しで終わります。
終わった後は、高攻勢の範囲の勉強に移行します。
そうなると内容がさらに高度になります。
中学校の範囲の勉強は、早く復習しておかないといけません。
数学
数学は、関数と図形の証明を中心にしてはいかがでしょうか?
関数は、高校生の範囲に入ってもずっと出てくるものです。
だからこそ基礎をきちんと身に付けておかないといけないのです。
グラフをきちんと書いて考えることが出来るようにしましょう。
図形の証明は、論理的に考えるトレーニングになります。
キチンと条件を並べて足りない条件を補いながら結論へと導くことは論理的な思考法のトレーニングにもなっているのです。
パターンで解ける問題も多いですが、1から自分の頭で考える習慣が大切です。
英語
英語は、文法の基礎を復習してください。
プログレスなどを使っている学校だと文法の理解が浅い生徒さんが出てきます。
それは、教科書の構成のせいもあります。
そもそも復習は皆さん嫌いなんですね。
学校でもらう冬休みの宿題を使ってもいいですし、自分で薄いものを買ってきてもいいと思います。
高校生の範囲までちょっと学習しないといけないので、市販の問題集を選ぶときはご注意を。
余裕がある方は、3学期の予習をやってもいいと思います。
2・3章ぐらい予習しておけば、当分困ることはないです。
薄い英語の原書を読むのもお勧めです。
長い文章に馴染むのが目的です。
宿題
冬休みにも宿題は出ます。
年末年始は、忙しい時期ですので早く仕上げることを心がけましょう。
期末テストが終わってすぐに宿題を渡される学校であれば、試験休み中に終わらせましょう。
終業式に渡される学校の場合は、年内を目標に仕上げましょう。
宿題テストが有る学校では、冬休みの宿題の範囲から出題されます。
と言うことは、宿題の復習も必要と言うことです。
生活習慣
クリスマスやお正月があって楽しい時期です。
さらに、寒くなって朝起きるのがつらい時期でもあります。
大切なのは、起きる時間を変えないことです。
学校があるときと同じ時間に起きましょう。
起きて何もやることが無かったら宿題をやってしまいましょう。
朝やる勉強は、すごくはかどりますよ。