2月になりました。
受験シーズン真っただ中ですね。
中学受験の生徒さんは、2月1・2・3日がほとんどです。
高校受験は、2月10・11・12日が私立高校の一般受験
2月23日が都立高校の一般受験日です。
大学受験は、1月のセンター試験から始まって医学部は1月にかなり入試がありました。
でも、大学受験は2月が一番多いですね。
受験生にとって受験までにどうやって得点を伸ばすかが最大の関心事です。
そこで、個人指導シグマでやっている入試日までに得点を伸ばすやり方を一部紹介いたします。
過去問
受験直前で必ずやらなくてはいけないのは過去問演習です。
過去問演習をやらないで受験することなどありえません。
時間
試験には、制限時間があります。
たとえ分かっていても時間内に解けなければ点数にはなりません。
過去問を解く際は、必ず時間をはかってやりましょう。
実際にやってみると、時間内に解けきれないこともよくあります。
こういったことはやってみないと気がつきません。
試験本番の入試会場で初めて気が付くなどあってはいけないのです。
時間が足りないようならば、解くスピードを上げないといけません。
どうやって早くするか?
どこで時間を短縮するか?
いろいろと工夫してみてください。
工夫すれば確実に早くなることが多いです。
それでも時間が足りないときは・・・・
問題の取捨選択をしないといけないですね。
時間帯
中学受験の午後入試を除き、入試はほとんどの場合午前中に行われます。
ということは、過去問演習を深夜にやっても本番と同じ状況ではないということです。
どうせ過去問を解くのであれば本番と同じように午前中にやってみましょう。
大学受験のようにお昼を挟んで午後も入試があるのであれば、同じように食事をとってから午後一番で過去問を解きましょう。
とにかく本番と同じ状況を作って慣れるのが大切です。
早起き
夜型の勉強をしてきた受験生は、この時期には朝型に変えておかないといけません。
というのも、起きてからしばらくしないと頭は十分に力を発揮しないからです。
入試日だけ早起きするのはお勧めできません。
睡眠不足は、いろいろな副作用を引き起こすと言われております。
取れる問題は確実に正解する
簡単でも難しくても同じ得点
難しい問題を正解すると気分が良いものです。
定期試験などで正解率の低い問題を解けたりすると先生から褒められたりすることもありますね。
難問にチャレンジしたい気持ちは良く分かります。
でも、受験となると話は別です。
受験では点数を積み上げることが大切です。
自分で解けるレベルの問題は、すべて正解することが大切なのです。(自分の実力以上の問題はそもそも解けません。)
取れる問題を確実に取るには、どの問題が取れるのか判断しないといけません。
そのためには試験開始と同時に1番から解き始めるのではなく、入試問題全部を見てから解きやすい問題から手を付けることが必要となります。
大体の学校は、最後の方に難しい問題を配置しています。
でも、そうでない入試問題もあります。
「あ、最後の問題やっていれば、解けたのに・・・」
などと言わずに済むように、最初に全部の問題を確認しましょう。
見直し
単純なミス
誰でもありますね。
ミスで点数を落とすのは、耐えられません。
単純なミスを減らすには、見直しが有効です。
もちろん時間がある場合のみ可能です。
数学などで汚い数字になったときは、見直しした方が良いです。
最初の段階で単純な計算ミスをやっていることもよくあるのです。
試験の後半に寝ている受験生も時々います。
見直ししないで大丈夫なのですかね??
過去問をやっただけで満足しない
過去問をやっただけで受験対策が終わったと勘違いしている生徒さんをよく見かけます。
過去問をただ解いただけだと、時間配分が分かるぐらいのものです。
得点UPというにはほど遠いものがあります。
では、どうすれば点数を伸ばせるのかというと・・・・
苦手分野を集中的に
過去問演習をやっていると自分の苦手なところが見えてきます。
試験に出題される分野で自分が苦手なところは、正解率が低いのが当たり前です。
こういった分野を見つけたらそこを集中的に学習しましょう。
範囲が狭ければそんなに時間はかかりません。
入試レベルの問題が解けるようになれば十分です。
このやり方で自分の穴をつぶしていきます。
1つつぶせば最低でも5点ぐらいでしょうか?
複数の穴をつぶしていけば当然ながら得点は伸びます。
3科目の試験で各科目1つの穴をつぶすだけで15点UPします。
実際にこのやり方で40点以上得点を伸ばした生徒さんもいます。
復習
直前は今までやった教材の復習をやりましょう。
かなり忘れているはずです。
新しい教材に手を出すのは、お勧めできません。
皆さんが入試本番で実力を発揮できるように!
電話:03-5395-0949