記憶は、単純に分類すると短期記憶と長期記憶に分けられます。
短期記憶も、電話番号を聞いてメモするまで覚えたりするワーキングメモリーと、1時間から1か月保持できる中期記憶があります。
中期記憶には、海馬が大切みたいです。さらに、短期記憶から長期記憶へと移行することができると記憶は、定着します。
長期記憶には、知識である陳述記憶と、運動技能なのの非陳述記憶があります。
陳述記憶は、体験を蓄えるエピソード記憶と、個々の知識である意味記憶に分かれます。
時間や場所・感情などが含まれるのがエピソード記憶です。
それに対して、数式や専門用語などのように、場所や時間に依存しない記憶が意味記憶です。
非陳述記憶は、手続き記憶とプライミング記憶に分かれます。
手続き記憶は楽器演奏や運動技能など言葉では説明できないものです。
プライミング記憶は、無意識に優劣をつける物です。
直観などに関係するといわれています。
学習者としては、いかに効率的に短期記憶を長期記憶へと変換するかを考えればいいと思います。
P.S.先週末から、記憶術や速読の本を読んでいました。
もちろん、生徒さんの学習に活用できそうなものを探すためです。
いろいろな本がありましたが、記憶術に関しては基本的な考えは一致しているようです。
基本は、想像と連想です。言葉をイメージ化したりいろいろテクニックはありますが大体は、知っている範囲のものでした。
問題は、どうやって個別の学習に落とし込んでいくか?
英単語は?化学は?・・・・。
個々の、暗記に関しても使えそうなものを見つけましたので実際に試してから紹介できればと考えています。