代々木ゼミナールが全国20教室を閉鎖
週末にこんなニュースが飛び込んできました。
少子化と高校生の現役志向の強まりが原因だそうです。
20教室というと代ゼミ全体の7割にもあたるみたいです。
教室閉鎖と一緒に全国模試もやめてしまうみたいですが、こちらは影響が大きいかもしれません。
というのも、センター試験の後の志望校の選定に模試のデータを使っている人が多いからです。
まあ、河合の模試がまだあるので何とかなるでしょう。
でも、代ゼミのデータに頼っていた学校はこれから色々と考えないといけないですね。
20教室も閉鎖してどうするか?
WEBでの授業を進めるそうです。
WEBでの授業は、代ゼミも昔からやっていました。
今は、東進がその分野で有名になっています。
他の予備校の有名講師を引き抜いて自社のWEB授業を担当してもらう。
この形だと、先生は各科目一人か二人いれば足ります。
「有名な先生だから学力が伸びるのか?」
もちろん、授業は一流です。
説明も分かりやすく、途中で飽きさせないようなテクニックも持っています。
でも、これで全部の生徒さんの成績が上がることはありません。
授業を聞くだけで学力が上がるというよりも、それを聞いて自分で勉強して理解するから成績がUPするのではないでしょうか?
何事も受身でやるよりも、自分で何らかの問題意識を持ってやった方が身に付くと思いませんか?