同じ中高一貫校でも学校によって指導方針はまちまちです。
特に学習の分野において生徒さん個々の自主性を重んじて学校側はあまり管理しないようなところがあります。
逆に、宿題を大量に出して朝補習や放課後補習などで強制的に勉強するように仕向ける学校も有ります。
シグマの教室の生徒さんは、中高一貫校の人が多いので客観的に比較できます。
一般的にいわゆる進学校と言われる学校では、生徒さん個々の自主性を尊重するとことが多いです。
意外に思われるかもしれませんが、上位校ほどその傾向があります。
その逆の学校主導で勉強させるように仕向けているのは、新興進学校に多いようです。
中高一貫校だけど自主性を重視
開成、麻布などの受験名門校が該当します。
武蔵も自主性重視ですが、自由すぎるとの話を時々耳にします。
ただ、定期試験などはかなり難しい問題も出されます。
まあ、そうしないと高得点続出で成績の差がつかないという事情も少しあります。
これらの学校では、補習とか進路指導はそんなに力を入れていないようです。(担任によっても違う)
でも、難関の中学受験を突破してきた人たちなので受験テクニックは十分持っています。
受験期になると友達同士で情報を共有して効率よく学習する方法を見つけるようです。
もちろん地頭が良い生徒さんが多いのも有ります。
進学校≒ガリベン
という公式が成り立たないのが実態かもしれません。
これらの学校の受験生以外は、中だるみする人も多いです。
それでも受験期になると猛然と勉強を始めて結果を残しています。(中学1年生から東大向けの塾に行く人もいます)
中だるみの時期に皆さんいろんなことをやっています。
こういう一見無駄に見えることが実は大切なのかもしれません。
中高一貫校で学校が強制的に勉強させるところ
こちらの方は、具体的な学校名は出しません。
男女共学にして学校名を変えてこれから進学実績を伸ばそうという学校はこの傾向が強いです。
また、女子校も学校主導になっているところが多いです。
補習
補習授業が多いのが特徴です。
補習の時間は、朝の朝礼前や放課後などです。
小テストで合格できなかった生徒さんや指名された生徒さんが補習に引っかかります。
英検の前に補習するところも多いです。
こういった学校で赤点補習に引っかかると悲惨です。
そうならないようにテスト前にちゃんと勉強しましょう。
宿題
宿題が非常に多いです。
基本の英語や数学はもちろんのこと、他の科目でもかなりの量が出されます。
ただ、余りに宿題が多い学校では解答をそのまま写す生徒さんもいます。
宿題を出さないと勉強しない生徒さんが多いという現実に合わせている面と生徒さんの自主性を信用していないという二つの理由が宿題の多さにつながっています。
学習指導
学習記録をノートに書いて学校でチェックするところが有ります。
毎日やったことを記録することでコンスタントに勉強する習慣をつけるやり方です。
担任が毎日目を通すようになっていますので作業量が膨大です。
これをやっている学校をいくつか知っていますが、学力の底上げは出来ているようです。
同じ中高一貫校と言ってもかなり差があります。
学力上位校は、ほっておいても生徒さんが自分で勉強するようになります。
これって理想かもしれませんね。
自らやる勉強と強制されていやいややる勉強では、学習効果に雲泥の差があります。
でも、強制的にやった方がいい場合も有ります。
大きく育てるには、放任の方がいいかもしれませんが、見ている側は気が気でないですよね?
中学1・2年までは、親主導の学習も通用するかもしれません。
でも、その後は本人主導にしないといい結果に繋がりません。
本人に任せると不安な気持ちは分かります。
でも、大学受験するのはご本人です。
本人に任せる勉強は大事です。
強制は、ほどほどが良いと考えます。
個人指導シグマは、中高一貫&国立大学付属専門の個人指導
文京区に有りますがオンライン授業にも対応しているので遠方の方も利用できます。
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