
過半数の中高一貫校で使われている数学教材といえば体系数学です。
特に1巻と2巻の使用率は高いですね。
2巻までで検定教科書3年分の内容が入っています。
ということはそれについていくのは結構大変ということです。
体系数学のまとめはこちらから
体系数学の特徴
体系数学は中学の内容を早く学習することが出来る教材です。
学習スピードは各学校によって違います。
でも中学3年生の途中ぐらいには大体の学校で体系数学2までの内容を終わらせています。
体系数学代数2
第一章 式の計算
第二章 平方根
第三章 二次方程式
第四章 二次関数
第五章 確立と標本調査
体系数学幾何2
第一章 図形と相似
第二章 線分の比と計量
第三章 円
第四章 三平方の定理
体系数学の問題集
体系数学には問題集があります。
ほとんどの学校は発展版です。
この問題集に入っている問題は難しいものもあります。
特に図形に関しては検定教科書とは比べ物になりません。
チェバやメネラウスも当たり前に出てきています。
高校生の教科書のような感覚で見るとちょうどいいと思います。
あまり見かけませんが標準版を使っている学校もあります。
AMAZONなどでも体系数学の問題集を購入できます。
でも、学校で使っている発展版とは内容が違います。
問題集は定期テスト当日までに提出することが求められることが多いです。
もっともちゃんと解いておかないと試験の結果が悲惨なことになるでしょう。
体系数学の参考書
体系数学の参考書としてはチャートがあります。
数研出版のチャート式といえばお分かりかと思います。
チャート式の体系数学版なのです。
この本の構成は、高校生用のチャート式と同じです。
何をやればいいのか?
体系数学を自分だけでやるとしたら何をやればいいのでしょうか?
それは、ご自身の理解度によって違ってくると思います。
学校の授業を聞いてあまりよくわからなかった生徒さんは、教科書をもう一度見てみましょう。
例題だけでも解いてみるといいと思います。
大体の内容が分かったら問題集で基本問題をやってください。
これは学校の授業の進み方に合わせてやってください。
ある程度わかってきてから発展問題に取り組みましょう。
学校の授業が分かっている生徒さんは、いきなり問題集を解いても構いません。
ノート提出を前提にしてノートにやっていきましょう。
ある程度やったら答え合わせとやり直しは必須です。
よく問題だけ解いて満足している生徒さんがいます。
間違った問題をできるようにしないと点数にはつながりません。
応用問題を避ける生徒さんもよく見かけますが危険です。
体系数学の応用問題の中には何度も同じところで間違える問題があります。
そういう生徒さんを何人も見てきました。
早めに全部の問題を解いて自分の理解度を把握した方がテスト前に慌てなくってすみます。
分からない問題があったら
体系数学の解答は比較的丁寧にできています。
でも、それを見てもわからない問題もあるかもしれません。
そういった問題をそのままにしてはいけません。
なるべく早く疑問点は解消しないといけません。
自分で解答を見て理解しようと考えるのは当たり前。
それが出来ないようなら家族に聞きましょう。
それでもだめなら学校の先生を使いましょう。
中には忙しい先生もいるでしょう。
そういう時は先生に「いつなら教えてくれますか?」と聞けばいいと思います。
数学の得意な友達に聞くのもアリです。
自分である程度納得出来たらもう一度解いてみましょう。
分かったと出来るは全く別物です。
注意;一部の学校では回答が渡されておりません。宿題を提出したら解答をもらうシステムになっているようです。
なんでも、解答をそのまま映してしまう生徒さんが多いのでその対策だとか・・・
こういった学校では、体系数学の問題を十分に理解できないことがあります。
問題が難しいのに詳しい解答がないのですからしょうがないですね。
こういった学校の生徒さんには、シグマの授業の時に分からない問題をどんどん質問してもらっています。
テスト前は何をやれば?
普段から問題集をちゃんと解いている生徒さんならばできなかった問題をできるまでやりましょう。
一番効率がいいやり方です。
これをやるには、間違った問題にマークをつけておかないといけません。
普段全く問題集をやっていない生徒さんは、問題集をなるべく早く終わらせましょう。
間に合わないからといってノートを提出しないのはあり得ないです。
部活が忙しく全部解く余裕がない生徒さんは、■の問題だけとりあえず解きましょう。
これで一通りの学習になります。
実力テスト対策は
学校によっては実力テストを年に何回かやるところがあります。
業者の模試などが多いです。
そちらの対策としては、普段使っている体系数学の問題集の解きなおしでもいいでしょう。
それ以外には、チャート式の体系数学の例題だけを解く方法もあります。
普段は問題集の方を優先した方がいいのですが、長期の休みなどにはチャート式を使っても復習にはいいと思います。
体系数学の学習が不安な生徒さんは
個人指導シグマはほとんどが中高一貫校の生徒さんや高校生です。
なので、体系数学のおなじみの教材です。
オーダーメイドの個人指導なので学校に合わせて学習できます。
よくある質問
計算ミスが勉強しても減らないのですが、どうすればよいですか?
計算ミスは、減らさないと得点に響きますね。
高校生の内容に入ると計算力の違いが如実に表れます。
計算ミスが出る原因は人それぞれです。
しかし、同じようなところで毎回間違っていたりします。
ということは、自分がミスをするところがどこなのかを把握していればよいのでは?
そうすれば、計算ミスのかなりの部分を防ぐことができるということではないでしょうか。
計算問題を解いたらすぐに回答を照らし合わせてください。
〇☓だけをつけているだけでは、進歩しません。
間違いを間違いのまま放置しないことが大事です。
幾何の問題の解答を見ても難しすぎて理解できません。どうすれば理解できるようになりますか。
実は、解答を見ても理解できないという方多いです。
よく生徒さんに話を聞いてみると
「解答が長すぎて読む気がしない。」
「文字ばっかりだからよくわからない。」
と言った意見が多いのも事実です。
幾何の問題は、図を描くことが基本です。
問題文をよく読んで図を描きましょう。
仮定などの条件を書き入れるのもあたりまえ!
解答と図を照らし合わせながら、ゆっくり考えてみましょう。
全然理解できないといったことは、あまり無いはずです。
幾何の問題の証明問題が苦手です。
証明問題を学習し始めた当初は、苦手な人が多いです。
幾何の学習が進むにつれて証明のやり方にも慣れてだんだんと気が手意識が薄れていきます。
しかし、やはり幾何の証明問題が苦手な人が多いのも事実です。
証明問題を克服するために必要なことは何か?
それは、とにかく問題を解くことです。
幾何の証明問題が苦手って言っているあなた
食わず嫌いになっていませんか?
自分が解けるレベルの問題でいいのでとにかく解きましょう。
そして毎日続けましょう。
継続して学習すれば克服できないものなどありませんよ!
個人指導シグマは、中高一貫校専門の個人指導です。
首都圏の中高一貫校の過半数では、体系数学が採用されています。
個人指導シグマで指導中の数学教材も体系数学が殆どです。
体系数学でお困りの方は、個人指導シグマまでお気軽にお問い合わせください。
オンラインでの授業も用意していますので遠方の生徒さんも利用できます。
電話での問い合わせは03-5395-0949まで。