国語の先生やテストで中高一貫校ならではのユニークな先生がいます。
先週、武蔵の生徒さんと授業をやっていた時の事
隣のブースの話が少し聞こえてきました。
「漢文の授業がむずかしすぎて・・・。おかしいよあれ。」
「そんなこと言っているのは君だけでないの?」
「違う違う。みんな言ってるよ。和服とか来て授業やってるし・・・」
それを聞いた武蔵の生徒さんが
「隣も武蔵?」
「違う。」
「え、うちの漢文教師も和服なんだけど。」
「え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
偶然の一致にしては、おかしいので後日確認してみました。
ちょうど同じ学校の高校3年生の生徒さんがいたので
「漢文の先生で和服で授業やっている人って知ってる?」
「知ってる。去年習った。*****まろでしょ」
それを聞いた武蔵の生徒さんが
「やっぱりそうでしょ。*****マロ先生ですよね。」
ここで初めて同一人物であることが判明しました。
「あの先生、テストが超難しいから。去年習ったけど学年平均が30点台。」
「しょげー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「まずい、ちゃんとやらないと!」
私「武蔵の現国だと田山花袋だけやる先生とかいるでしょ?」
「うーんと、それは知らないけど去年の現国の先生は、三島由紀夫だけやりました。」
「え、三島由紀夫!!!!」
一緒に話していた東大大学院の先生もびっくり。
「三島由紀夫はないわー。せめて芥川でしょ。」
いやー、色々いますね。
灘の”銀の匙”の授業は有名でした。
深く掘り下げるような授業魅力的ですね。
普通の教科書に沿った授業もいいですが、こちらも受けてみたいところです。
ただ、担当する先生の力量が要求されます。
さて、どのくらいの学校でこんな授業が行われているのでしょうか?