英語の文法が苦手な生徒さんって多いです。
皆さんに共通なのは、急にわからなくなるのではなくだんだんとわからなくなるということです。
もちろん分詞構文など特定の単元が苦手な人もいます。
でも、そういった人は少数です。
英文法を理解しておかないと、入試で一番大事な読解問題を解くときに意味をきちんととらえられなくなります。
あやふやな理解のままで、なんとなく長文を解くということになってしまうのです。
これでは、受験では戦えませんね。
何とかして英文法を理解しないといけませんね。
英文法が苦手な原因
英文法は、学校の授業でもやっているはずです。
それなのに分からなくなるということは、何か原因があるということです。
①学校の授業が理解できていない
学校の授業の段階で理解出来ていないことがあります。
授業をちゃんと聞いていない人はもちろんこの中に入ります。
授業はちゃんと聞いているけれども先生の説明が理解できない。
これは、先生の問題ですが多分何ともなりません。
自分で理解するしかないのが普通です。
対策としては、学校の授業でわからないことが出てきたらすぐに復習することです。
学校の教材をそのまま使ってもいいですが、文法の参考書を使うことをお勧めします。
体系だって書かれておるからです。
②きちんと覚えていない
覚えるべきことをちゃんと覚えないとテストで通用しないのは当たり前です。
文法は細かい知識が要求されるのでめんどくさがり屋の人はついついさぼってしまいます。
そうすると段々と分からなくなってしまうのです。
基本的なことは完全に覚えてしまわないといけません。
覚える秘訣は、アウトプットを併用すること。
単純に覚えるだけだと、本当にテストで正解をかけるかわかりません。
覚えているかどうかも怪しいことがあります。
インプットとともにアウトプットをやっていけば自分で確認が出来ます。
その結果、覚えていない所がはっきりしてそこを重点的に復習することが可能となるのです。
アウトプットで必要なのは問題集
学校で教科書準拠のものが渡されているのであれば、それをやればよいでしょう。
問題集がなければ自分で購入しましょう。
受験向きのものでなく、易しめのものの方が使いやすいはずです。
③興味がない
英文法に興味を持てと言っても無理があります。
でも、人間は興味がないことに関しては覚えが悪くなります。
何とかして興味を持つことが大切です。
例えば、自分の興味があることが英文で書かれていて、それを読むために英文法の知識が必要ならば必死でやるのではないでしょうか?
英語の歌でもいいですね。
どういう意味か知りたいから調べるのではないのでしょうか?
英文法学習教材
①学校の教材
何をやるにしても基本的な部分は、学校で渡されている教材を使った方が効率が良いです。
英語に関しても大体の学校で色々な教材を渡されているはずです。
中高一貫の中学1・2年生は、プログレス21、ニュー・トレジャー、バードランドなどを使っていることが多いです。
こういった教材の場合は、準拠問題集も一緒に渡されていると思います。
まずはそれからやるべきではないでしょうか?
もちろん問題数は足りません。
でも、内容豊富でない方がやり易いことも多いです。
こういった問題集がきちんとできるようになってからほかの問題集に手を付けても遅くないと思います。
高校生になるとフォレストなどの文法書とそれに準拠した問題集が渡されていることが多いです。
このケースもまずはこれらの教材から手を付けましょう。
問題集はテスト範囲になっていて取り敢えず手を付けていても理解するレベルまでは行っていないこと多いです。
参考書自体を読むということを全くやっていない人も多いのではないでしょうか?
②市販の教材
何らかの理由で学校の教材を使わないときは市販のものを使うしかないです。
その場合は、あまり欲張らないでやや簡単なものを使うことが良い結果につながります。
大事なことは基礎を理解することです。
そのためには半分ぐらいは分かるものを選ぶべきです。
個人指導シグマでは、塾用の教材を使うことが多いです。
それは、問題数が多いからです。
英文法学習法
①理解する
まずは、きちんとした知識を身に付けて自分なりに理解することが必要です。
そのためには、読むことが必要です。
読むのは文法書でも問題集のまとめの部分でも構いません。
初めから文法書だと嫌になる人は、とりあえず問題集のまとめのところを読んでもいいのでは?
文型のところは、表現が固いので分かりにくいと感じる人が多いです。
そんな時は、自分にとって取り組みやすいところから始めても良いです。
②確認する
ちゃんと理解しているかを確認するのは、問題を解くのが一番です。
問題集を解きましょう。
その際に、できなかった問題には印をつけましょう。
付箋でも構いません。
③反復する
なんでも1回やっただけで出来るようになることはありません。
反復が必要です。
②でマークを付けている問題を出来るまでやり直しましょう。
その際に復習のサイクルが大事なのは言うまでもありませんが
復習して出来るようになったものは、マークを消すかできたマークを付けましょう。
これをすることでその後の復習のペースが上がります。
以上自分でやる英文法学習についてまとめてみました。
夏休みなどは英文法の学習にはもってこいの期間ですね。
自分一人でやる自信がない方は、個人指導シグマまでお気軽にお問い合わせください。
遠方の方は、オンラインでの授業も可能です。
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