「先生。僕、武蔵受かりましたよ。」
午後7時にその電話が来ました。
まさかの本命校合格です。
「城北もついでに合格しました。」
「3日は、受けるの?」
「もう受けません。」
ということで、この生徒さんの中学受験は無事に終わりました。
いやー、正直ホッとしました。
城北は、普通に受ければ大丈夫だと思っていました。
でも、武蔵は40~50%位の確率だと予想していました。
しかも1週間前に受けた試験の偏差値が最悪だったのです。
そんな状況ですので、ご本人にはあまりプレッシャーを与えずに試験に臨んでもらったのです。
この生徒さんの場合は、6年生の夏前からの指導でした。
家が台東区なので、普段はスカイプ授業でした。
直前は、毎日のように教室に来ては勉強です。
ほかの塾は、途中でやめていて四谷のテストだけを受けている状態でした。
理科や社会は、ボロボロ。
というよりは、あまり勉強が進んでいなかったようです。
そこで理科や社会は、簡単なテキストを使って夏休み一杯は復習しました。
算数も穴が沢山ありました。
こちらは、標準レベルのテキストで一通りやりました。
夏である程度復習して弱点が見えてきました。
9月以降は、レベルをあげながら復習を継続です。
といってもスカイプでマンツーマン指導なので全部を教えることはできません。
宿題を出してやってもらい、そのうえで質問に答える形式でした。
秋も深まるころからは、過去問演習が本格化しました。
学校ごとに相性が良いところとそうでない所が出てきます。
受ける可能性が高い学校に関しては、解けないタイプの問題を集中的にやりました。
穴をつぶしていくうちにだんだんと出来るようにはなりましたが、成績の変動が大きく全く安心できません。
城北は過去問でも毎回合格最低点をクリアしています。
でも、武蔵は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんな状況で迎えた本番でやってくれたのでした。
電話がかかってきたときに武蔵の高校1年生の生徒さんがちょうど授業を受けていました。
「後輩が出来たみたいだよ。」
と言うと
「よし。これで部員一人キープだ。」
そう、彼はある部活の主将をやることになったのです。
受験前にも少しアドバイスをしてもらっていました。
役に立ったかどうかは?????????????????
去年もスカイプ授業の生徒さんが巣鴨に合格しました。
ほかの塾の補習です。
中学受験生は、色々と忙しのでスカイプ授業はあっているのかもしれませんね。
電話;03-5395-0949