現在、海外在住の方は帰国後のお子さんの学校のことで心配がありませんか?
うちの子に入れる学校ってどこだろう?
受験科目は?
何時帰国すれば・・・
今から何を準備しておけば?
合格してもついていけるのか?
幸いなことに、今ではWebから色々な情報を得ることが可能となっています。
さらにスカイプを使って日本にいる先生の授業を受けることも可能です。
帰国生入試だけでなく編入試験をお考えの方もいると思われます。
特にこれからの時期は、編入試験に向けて帰国される方も増えます。
一般的に、海外からの帰国生が多く利用する編入試験の実施時期は、7~8月か、2~3月に集中しています。
募集人数は、若干名です。
試験科目はと言うと英語・数学・国語の三教科が大多数
今までに個人指導シグマでは、何人かの生徒さんの編入試験のお手伝いをさせていただきました。
シグマの帰国子女編入試験対策は、単に試験に合格することだけを目的としていません。
入学してからちゃんとついていけるように試験後入学までのフォローも致します。
と言うのも個人指導シグマの生徒さんは中高一貫校や国立大学付属の生徒さん向けの教室だからです。
中高一貫校で実際にどのような教材が使われておりどのような進め方をしているかについてはかなり詳しく知っております。
実際に入学した後の様子もわかっています。
だからこそ、帰国子女編入試験受験生の皆さんがどの程度の学力をつければ入学してから困らないのか分かるのです。。
とにかく、編入試験に合格すれば何とかなるとお考えの方も多いです。
でも、本当にそれでいいのでしょうか?
かつて、アメリカの現地校で算数の神と言われていた生徒さんがいました。
でも、日本に帰って来て国立大学付属の小学校に編入して初めて自分の計算力のなさに気が付きました。。
当然、学校の授業についていくだけで精一杯。
普通に授業が理解できるようになるのに半年以上かかったそうです。
受験生にとっては、試験に合格することで頭がいっぱいかもしれません。
でも入ってからのことも考えておかないといけませんね。
帰国生が国語で苦労するのは普通ですが、理科などでもカリキュラムの違いによって大変な思いをする生徒さんがいます。
入った学校で自分の居場所を見つけられずに不登校気味になる人も・・・・
”入ってから困らない入学試験対策”を個人指導シグマではお勧めしています。
具体的にどうやるか?
まずは算数(数学)から。
帰国生と日本にいる生徒さんとの違いは計算のスピードです。
海外にいるときにある程度数学に自信がある生徒さんでも計算のスピードは足りません。
そのために、分かっているけど時間内に解くことが出来ないことに・・・。
計算スピードを上げるには、時間を計って解くのが有効です。
小学生であれば百マス計算もいいです。
中学生ならば、分数や少数を含んだ計算を日々こなしましょう。
計算力は、すぐには付きません。
と言うことは、帰国前から対策を取っておかないといけないということです。
分数や少数が苦手な人も多いですね。
簡単な教材ばかりやっているとそれに慣れてしまって、ちょっとでもレベルが上がると計算ミスが多発します。
個人指導シグマでは、ご本人のレベルに合わせた教材を用意します。(PDFで送ることも)
国語
国語は、帰国生共通の苦手科目です。
特に、語彙が少ないのでちゃんと読解できていません。
基本的に語学は日常的に使わないと身に付きません。
学校で日本語を使わないのであれば、家で対策を取らないといけません。
もし日常的に国語の準備が出来ていないならば、編入試験対策としては出来るところから始めた方が良いです。
いきなり試験のレベルの教材を使っても嫌になるだけで効果は疑問です。
特に読解では、短い文章から始めて徐々に長い文章に取り組みましょう。
物語文などから始めると良いと思います。
論説文などは、どなたも苦手としています。
国語で忘れてはいけないのが漢字です。
一度にたくさんの漢字を覚えることは無理があります。
暗記は、継続と反復が大事なのです。
漢字は、やろうとすればいくらでも教材が見つかります。
一冊に決めたら、練習あるのみです。
文法や古典まで要求されることもあります。
こちらについては、要求されるレベルと確認してからでいいでしょう。(高校生は別)
英語
帰国生に要求される英語のレベルは相対的に高いです。
でも、インターや現地校に通学していた生徒さんにとっては英文読解はそんなに苦手ではないと思います。
問題は、語彙と文法です。
長文は、感覚で読むことが出来る生徒さんが多いと思います。
しかし、文法はそうはいきません。
きちんと一通り学習した方が良いです。(問題にもよります)
英検やtoeicを受けている生徒さんも多いです。
英検準2級以上になると語彙力も要求されます。
英語は得意と言っても単語集で対策をとっておいた方が良いですね。
小論文
小論文が試験の中に入っている方は、小論文対策も進めておきましょう。
実際に書いてみないと高い評価がもらえる小論文の答案は作れません。
英文エッセイでも同じですね。
実際に書いて練習しないと上達はしません。
面接
面接は大事です。
聞かれたことをきちんと理解してそれに対する的確な答えをしないといけないのはどこも同じです。
聞かれることがある程度分かっている学校であれば、事前に答えを用意しましょう。
ただ、丸覚えしようとするとちょっと違う質問をされた時に訳の分からないことを言ってしまうこともあります。
編入試験をお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。
海外にいるときはスカイプ授業
日本に帰ってきたらスカイプもしくは通塾での授業が可能です。
電話;03-5395-0949