立教大学

最近のことですが、何人かの高校2年生の受験プランを作成しました。

学校が違えば当然プランも変わります。

ましてや、第一志望の学校が違うとなると・・・・・

中高一貫校&国立大学付属専門の個人指導シグマ

受験勉強を始めるなら高校2年生の後半から

医学部受験

 

 

 

 

 

現役で第一志望の大学に合格した生徒は、大体高校2年生の後半には受験勉強を本格的に始めていました。

勿論、高校3年生の夏休みから始めて第一希望の大学に合格した生徒さんもいます。

と言っても、ごく少数です。

スタートが遅い生徒は、第一希望の大学に合格出来ずにランクを下げた学校に行くか浪人しています。

女子の場合は、浪人を嫌ってランクを下げて進学することが多いです。

本当のことを言うと、受験勉強を本格的に始める時は早ければ早いほど有利です。

でも、高校1年生からずっと受験勉強を続けられる生徒さんはどのくらいいるのでしょうか?

モチベーションが高く将来の進路もはっきりしている生徒さんなら、高校1年生からの受験勉強も可能かもしれません。

その他大多数の生徒さんには、難しいことだと思います。

高校3年生から始めて第一志望の大学に合格するのは大変です。

受験のスケジュールを逆算して見ると分かりますが、高校3年生の2学期から過去問演習を始めたいのならばその前に一通りの学習を終わらせておかないといけません。

そうすると基礎の分野はいつやればいいのか?

どう考えても時間が足りません。

高校2年生のうちに基礎をちゃんと確立しておくことが大切です。

 

何をやればいいのか?

大学

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

受験勉強を始めるといっても何から手を付けた方が良いのか分からない方が多いですね。

色々なやり方がありますが考える基本を紹介します。

仕上げるのに時間が掛かる科目から始める

理系であれば数学や英語。

文系ならば、英語や国語。

これらの科目は、時間が掛かります。

ということは

早く始めないと受験に間に合わないということです。

教材はどうすれば・・・

何事も基礎が大切です。

受験勉強と言っても、あまり難しい教材だとすぐにギブアップしてしまいます。

たまに、受験勉強を始めてから自分の進みの遅さにビックリして急に受験レベルの居王在に手を出す生徒さんが出現します。

そういった生徒さんは、大体失敗します。

途中を省くとどうしても理解できない所が出てきます。

だから、やってもやっても分からないトンネルに入り込んでしまうのです。

そうなると受験勉強自体も中断することになります。

レベルとしては、半分ぐらいの問題が分かるものが良いです。

そのぐらいならばストレスなく進めることが出来ます。

中高一貫校で配布される教材は、受験用のものであることがほとんどです。

ですので、学校で配布された教材が使えないか最初に検討してみてください。

学校の教材であれば定期試験対策を兼ねて受験勉強を進めることが出来ます。

一般的に、受験前は過去問演習が必要です。

そこから逆算して受験勉強を組み立てると上手くいくことが多いです。

教科別では

英語

読解は学校のリーダーの授業を利用しましょう。

予習で全訳がお勧めです。

と言っても、教科書の本文をノートに写すのは無駄です。

コピーして貼り付けましょう。

文法に不安がある方は簡単な文法の教材をざっとやりましょう。

中学校の内容がよくわかっていない人は公立高校受験用の薄い教材をやりましょう。

そうでない人は、高校生向けの参考書で結構です。

2か月ぐらいで一通り完成させてください。

単語は、学校で単語テストが実施されているのであればそれを使って毎回の小テストで満点を目指しましょう。

学校で単語テストが行われていない人は、自分の好みで何か1冊選んでください。

例文と一緒に覚えるタイプが良いです。

単語を単独で覚えても、思い出すのが困難になります。

CDなどの音声が使えるものは必ず使いましょう。(web版も勿論可)

発音やリスニング対策にもなります。

数学

受験向きと言えば青チャートが標準です。

(2024年現在は、フォーカスゴールドを使う学校が増えています。)

学校でやっている範囲はもちろんですが、復習で自分の苦手な分野もコツコツ進めましょう。

全部の問題をやるのは大変ですので、まずは例題だけです。

数学が苦手な生徒さんは、コンパス2か3ぐらいまでの問題に絞ってやってみてはいかがでしょうか?

数学が得意な生徒さんであればコンパス5までやってもかまいません。

公式を覚えることが出来ないと言っている生徒さんは学校の補助教材(4stepやサクシード)などを使って同じような問題を集中的に解くと自然と覚えます。

”公式が頭に入らない”=”私は、勉強をやっていません。”

と考えております。

理解で数Ⅲまで必要な人は、計算力が絶対に必要です。

受験勉強を始める前から、毎日計算問題を解きましょう。

国語

国語は古典から始めてはいかがでしょうか?

古典が得意になると得点が安定してきます。

現代文はどうしても問題によって得点にむらが出ます。

古典は文法からです。

1か月か2か月で古典文法を一通り終わらせてください。

シグマの教室では、河合出版の”ステップアップ30古典文法基礎ドリル”を進めております。

漢文が必要な生徒さんは、句形を覚えましょう。

こちらも河合出版から出ています。

1か月ぐらいで終わらせられます。

現代文は、古典と比べて時間が掛かります。

文系で現代文の読解が出来ないと大問題です。

急に伸びないのならば、早めに手を付けてじっくり取り組んだ方が良いです。

ただ、やみくもに問題集を解いても国語の得点は上がりません。

それよりも、本文の読み方や設問の解き方をちゃんと解説している教材からじっくり取り組みましょう。

志望校はどこにすればいいのか?

高校2年生の段階では、自分の学力に限界を設ける必要はありません。

現状がどんなに悲惨な成績であってもあなたの可能性は無限大です。

なるべく上位の学校で自分が本当に行きたい大学を第一志望にしましょう。

上の方の大学を目標にすると「どうすればあの大学に合格できるのかな?」と考えるはずです。

そうすると勉強のやり方にも工夫が出るかもしれません。

 

個人指導シグマは中高一貫生&国立生向けの個人指導塾です。

大学受験生には、希望する方に学習計画の作成のお手伝いもしております。

受験勉強をそろそろ始めたい方は、お気軽にお問い合わせください。

オンラインの授業にも対応しています。

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