体系数学1 代数

中学受験も終わり受験生の皆さんはのんびりしている方も多いでしょう。

今まで遊ぶのを我慢してきたのですから、ゆっくりすることも時には必要です。

しかし、しばらく休んだら入学してからの学習に備える必要があります。

皆さんの目標は中学受験で終わりでは無いはずです。

自分の将来に結び付く大学に入ることの方が大切なのではないですか?

大学受験を考えたときに大事な科目は、英語と数学です。

数学に関しては、都内の過半数の中高一貫校では体系数学が使われています。

入学までにどのくらい数学を勉強すればいいのかご紹介いたします。

体系数学1 代数

 

 

 

 

 

 

 

体系数学のまとめはこちらから

体系数学とは

主に中高一貫校で使われている教材です。

代数と幾何に分かれていて代数1、幾何1、代数2、幾何2まで学習すると公立中学で使われている文部科学省検定教科書3年分の内容を学習することが出来ます。

中にはチェバの定理やメネラウスの定理など高校生の内容も当然のように入っていることも・・・

学校によって進むペースは違います。

進みが速い学校は、中学2年生の2学期で代数2まで終わらせて3学期までで幾何2が終わるところがあります。

一般的には、中学3年生の1学期までに代数2、幾何2まで終わらせる学校が多いです。

体系数学には準拠問題集があり標準編と発展編に分かれています。

この問題集は学校の宿題になることがほとんどです。

高校の範囲も入っています

体系数学は先取り学習用の教材です。

中学生なのに高校生の範囲も学習することが有ります。

体系数学1・2で高校生の範囲を上げてみます。

体系数学1 代数

不等式(数Ⅰ)

体系数学1 幾何

三角形の辺と角(数A)

体系数学2 代数

式の計算 3乗の公式(数Ⅰ)

たすき掛けの因数分解(数Ⅰ)

場合の数 PとCの公式(数A)

確率 積の法則(数A)

体系数学2 幾何

平行線と線分の比(数A)

三角形の重心(数A)

チェバの定理(数A)

メネラウスの定理(数A)

外心と垂心(数A)

円に内接する四角形(数A)

接弦定理(数A)

法べきの定理(数A)

2つの円(数A)

こうなってからでは遅い

数学でまず身に付けないといけないのは計算力です。

計算力がないと、分かっていても点数には結び付きません。

計算力は、すぐに身につくものではありません。

ということは、計算が怪しくなると大変苦労するということです。

中高一貫校の定期試験は、公立よりも問題量が多いので計算が出来ないと大変です。

方程式の文章題も苦手にする人をよく見かけます。

附属の小学校から上に上がってきた生徒さんにある特長です。

1次方程式の文章題の単元でちゃんと理解しておかないといけません。と言うのも、同じような問題がほかの単元でも出て来るからです。

1年生で学習する不等式や2年生の2次方程式の単元がそれにあたります。

何をやればよいのか?

個人指導シグマからお勧めするのは

中学に入る前に1学期に学習するぐらいの分量は予習することです。

使う教材は、体系数学の問題集です。

中学校に入る前に教材が配布されるはずです。

もしも、事前に配布されないのであれば、教科書販売所に行けば購入できます。

東京の方ならば、大久保にある第一教科書供給に置いているはずです。

もしも手に入らないけれども早く始めたい方は、一般用の体系問題集を使えばよいです。

アマゾンなどで購入する事が出来ます。

詳しい解答が付いています。

(学校で使っている体系問題集は、一般の書店には置いてありません。)

問題を解く際は、専用のノートを作るとよいでしょう。

作っておけば学校の宿題の宿題提出の時に慌てなくて済みます。

(定期試験の当日に問題集のノート提出を宿題にしている学校が多いです。)

体系数学を予習する際に注意すること

まずは、教科書をちゃんと読みましょう。

読むと同時に問題も解かないと理解が進みません。

最初は、教科書の練習問題でよいです。

一歩一歩、理解しながら先に進みましょう。

ある程度教科書の学習が進んだら、体系問題集を解きましょう。

専用のノートを作った方が良いです。

問題を解いたらすぐに丸付けをしましょう。

詳しい解答をお持ちの方は、間違いが有ったらどこで間違ったかを確認しましょう。

同じところで何度も間違う人が多いからです。

自分の欠点を早い段階で修正できれば、成績UPに繋がります。

入学までに、1学期の代数の範囲は終わらせましょう。

余裕がある方は、もっと先の方まで予習しても構いません。

ちゃんと仕上げるには、できない問題を何度も復習することが必要です。

3周ぐらい回せばいいと思います。

計算力に不安がある生徒さんは、中学入学までにひたすら計算練習を繰り返しましょう。

スペードと正確さの両方が必要です。

入学前に体系数学を予習するとどうなる??

あらかじめ予習することで学校の授業が分かりやすくなるのは当然です。

中学受験で算数が苦手な人は、その苦手意識を引きずったまま中学の数学の勉強に入ります。

すると、段々と数学の授業が分かりにくくなり苦痛になったりします。

でも、予習することである程度分かっていれば、苦手意識を薄めることは出来るはずです。

さらに自分が知っていることが授業中に出てくる聞こうという気持ちになり集中力が高まります。

数学の学習が楽になると他の科目にかける時間が増えます。

ということは定期試験で結果を残しやすくなるということでは?

もちろん以上述べたことは学校の授業をちゃんと聞くのが前提です。

くれぐれも授業中に寝たりしないように。

よくある質問

算数が苦手でした。体系数学使っている学校に進学しますが大丈夫でしょうか?

何も対策をしていないと、中学校に入ってから苦労します。

なるべく早く中学校の勉強を始めてください。

予習して自分が出来るところと出来ない所をはっきりさせておきましょう。

出来なかったものは、必ず解き直しを実行してください。

計算力は、特に大事です。

計算が出来ないとついていくことすら出来ません。

中学受験が終わって本人のやる気が有りません。無理にでもやらせた方が良いですか?

良くある話です。

そうですね、中学受験の止めにいろいろなことを我慢していたのですから、緩んでしまうのはしょうが有りません。

「受験が終わってから、ゲームばかりやっている。」

「Aちゃんは、もう大学受験向きの塾に行き始めたのに・・・」

一番いいのは、ご本人が将来の目標を立ててそのために行くべき大学を決めることです。

しかし、これは簡単では有りません。

本人を待っていると手遅れになります。

本人の抵抗を考えなければ、大学受験用の環境に入れてしまえばよいです。

周りがやっていれば自分もやらなければと考えるかも?

(抵抗が激しいと予想できる場合は、お勧めできません。)

自然な感じで自覚を促すには、将来のことを考えるようなイベントに参加するなどの方法が有ります。

大学などの公開講座などに参加する方法が有ります。

本を読むのもお勧めです。(嫁と言っても全く読まない人が多いですが)

ゲームなどは、2月15日までは、自由にやっても良い

などと期限を切った約束事をしてはいかがでしょうか?

体系数学って自分一人で勉強出来ますか?

勿論、可能です。

しかし、内容豊富ですのでつまずく生徒さんも多いです。

自分でしかっりと勉強できる生徒さんならばそんなに問題は発生しません。

そうでない場合は、大変かもしれません。

特に算数が苦手な生徒さんの場合は、最初のテストから平均点以下になります。

一度、序列が決まるとそれを変えるのは結構大変です。

なるべく、最初から上位に位置していた方が楽です。

苦手な科目を克服するのは、難しいですね。

そうなる前に、苦手な科目にしない方が良いです。

ちなみに、幾何は、自分一人で勉強するのが難しいです。

計算が苦手ですがついていけますか?

小学校の段階の計算が苦手だと苦労します。

分数・少数の計算に加えて、マイナス・文字・指数が入ってきます。

最初にちゃんとしたやり方を身に付けないと、ずっと同じミスを繰り返します。

早めに教科書を読んで問題演習を進めましょう。

間違い直しを丁寧に繰り返してミスを減らしていきましょう。

 

個人指導シグマは、中高一貫専門の個人指導

関東圏の中高一貫校の過半数は、体系数学を使っています。

だから、教室では体系数学を使って授業することが多いです。

オンラインの授業も準備しています。(zoom)

体系数学を採用している中高一貫校に進学する方で不安な方は、お気軽にお問合せください。

個人指導の問合せ

 

 

 

 

 

 

電話:03-5395-0949(平日午後3時~9時)