「高校に上がれるかな?」
「3年生になれるのかな??」
こんな不安な気持ちで過ごしている生徒さんはいませんか。
赤点が複数ある生徒さんは、進級の問題におびえながら日々を過ごしています。
なぜ進級が危うい状況になったのだろう?
進級の危険が生じている生徒さんには、例外なく問題があります。
色々ありますが、代表的なものを取り上げてみます。
勉強しない
とにかく学習量が足りない人がほとんどです。
普段からほとんど勉強しない人がほとんどです。
勉強しないと成績が悪いのは当たり前と言えば当たり前です。
テスト前も、試験対策をちゃんとやりません。
やっている内容が定期試験用でない
目の前の学校のテストに集中せずに受験向きの勉強ばかりやっている人がいます。
ちゃんと理解しながらやっていればいいのですが、そうでないことが多いですね。
取り敢えず、予備校に行ってはいるけど、全く理解していない人もよく見かけます。
先取りして難しいことをやるのも良いのですが、中途半端になると意味がありません。
冷静に考えれば受験どころではないのは、すぐに分かります。
本人だけが、分かっていなかったりします。
テスト前にまとめてやろうとしている
「テスト前1週間ぐらいからやれば大丈夫でしょ!」
なんて言いながら、普段は全く勉強しない人も多いですね。
勉強するといっても、一通りさらっとやるぐらいです。
テスト前だけ勉強しても成績はイマイチなのを理解しないといけませんね。
危機感が全くない
成績不振の生徒の中には、全く危機感がない人がいます。
本人は平気な顔をしていますが、周りは気が気でないことに。
本人に危機感がないと、本気で勉強するわけないですね。
ぎりぎりまで追い詰められないと焦らない人がいるのです。
どうすれば進級できるのか
進級を確実にするには、定期試験の点数を伸ばすのが一番です。
では、どうすれば得点を伸ばせるのか?
学習量を増やす
テストの点数を上げるのに必要なことは、学習時間を増やすことであるのは間違いありません。
とにかく学習時間を増やしましょう。
英語や数学は、毎日学校の復習をすると効果があります。
シグマでも、進級が危うい生徒さんを何人も見ました。
家で勉強する習慣がない人も多かったです。
家でやらない人の場合は、教室に来た時に授業以外の時間も自習してもらっていました。
中には、毎日のように自習に来る生徒さんもいました。
勉強しないと何にも始まりませんから。
(教室で自習してもらおうとしても、脱走する人もいます。こうなると、本人に任せるしかなくなります。)
定期試験向きの勉強にする
大学受験向きの塾や予備校に行っているけれど、学校の成績はからっきしな人がいます。
このタイプの生徒さんの場合は、塾の授業について行っていないことが多いです。
せっかくの先取り授業も理解しなければ全く意味がありません。
まずは、学校の内容に絞って勉強した方が楽ですよ。
進級の問題が生じているのならばなおさらです。
学校の勉強がちゃんと理解できない段階で受験勉強を始めても無理が有ります。
赤点ある人は、まずは学校の補習に絞って勉強しましょう。
普段からコツコツ勉強する
テスト前だけ本気でやれば、点数が取れるなんて考えてませんか?
暗記系科目ならばいざ知らず、英語や数学などのメインの教科についてはまず不可能です。
英語や数学は、勉強に時間がかかります。
だからこそ普段からコツコツ学習する事が必要なのです。
とくに、学力不振に陥っている生徒さんの場合は、それまでに習った単元の復習が必要になることが多々あります。
そういった意味も含めて、英語や数学は普段から学習しないといけないのです。
ここで大事なのは、自力でちゃんと解けるようになるまで仕上げることです。
何らかのヒントをもらって解けても、それはテスト本番では通用しません。
一度解いただけでテスト本番でも出来るならば、それまでに赤点など取っているわけありません。
正しい情報を集める
「あ、ここって試験範囲外だった。」
「分詞構文って試験範囲に入ってたって初めて聞いた。」
「中間試験って11月じゃなくって10月初めだって。先生知ってた?(知ってるわけないでしょ)」
こんな恐ろしい会話が、時々教室の中で交わされています。
ほとんど特定の生徒さんが発する言葉です。
試験の時期や範囲などが間違っているとどうしようもありません。
テスト直前になって学校で使っている問題集がないのに気がついたりする人も論外です。
学校でもらったプリント教材がどこかに行ってしまう人も多いです。
問題集の解答を無くす生徒さんもいます。
大体は、1週間以内に部屋の中から発見されます。
あきらめない
進級に問題が生じている人の中には、異常にあきらめの早い人が混ざっています。
ちょっとでも問題が生じると
「私、もう無理。」
「やっぱ、だめかな・・・」
「追試で頑張るから・・・」
そのたびに励まさないといけない周りの身にもなってほしいのですが・・・・・
「諦めたらそれで終わり!」
進級できなくっても後悔しないのならあきらめましょう。(そんな人はいないと思いますが)
そうでないのならば最後まで粘るべきです。
人間、本気でやって出来ないものはそんなにありません。
提出物を全部出す
学校の成績は、定期試験だけではありません。
平常点もあります。
平常点を上げるのには、提出物は絶対です。
出さなくってもいい提出物などないと考えるべきです。
提出期限も絶対に厳守
「ちょっと遅れても大丈夫。」
なんていうのは通用しません。
授業態度を改める
平常点の中には、授業態度も含まれることもあります。
授業中に寝たり騒いだりしている人は要注意です。
明日から態度を改めましょう。
授業妨害は、論外です。
進級できなかったら
進級できなかったらどうなるのか考えたことはありますか?
一つ下の学年の生徒たちと一緒に授業を受けられますか?
学校によっては、留年ではなく学校をやめないといけなくなります。
その場合にほかの学校に編入できるのか?
大変不安定な状況におかれることは確かです。
早稲田や慶応の系列校で留年する人は何人も見てきました。
留年しても大学には行けますから、留年位何ともないです。
そうでない学校の場合は?
最悪の場合は、高校中退=中卒になることも。
進級出来たら
何とか頑張って進級出来たらどうでしょう。
この場合は、大きな変化はありません。
今までと同じような環境で生活が出来ます。
今の生活に満足しているのならば何としてでも進級しないと・・・・・・・
進級に不安がある人はシグマまでお気軽にお問い合わせを
個人指導シグマでは、毎年のように進級の危険がある生徒さんのお世話をしてきました。
でも、どんな生徒さんでも進級させるなんてことは言いません。
「何とか進級したい。」という気持ちをお持ちの生徒さんだけ対応します。
個々の生徒さんの状況を聞いてカリキュラムを組みますので進級の危険な生徒さんで面倒を見ることが出来るのは数人です。
当てはまる方はお早めにお問い合わせを!
個人指導シグマは、中高一貫&国立大学附属専門の個人指導
オンライン授業にも対応しているので、遠方の方も利用できます。
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