学習のブラックボックス化

「うちの子、やってるとは言ってるけど何やっているのか分からない。」

「自分で考えて勉強してると言ってるけど、ちゃんと勉強してるように見えないけど・・・」

なんてことありませんか?

”子供が何をやっているにか分からない”状況です。

”ひょっとしたら、ちゃんと自分でべんきゅしてるかも?”なんて、淡い期待も・・・

しかし、大体は宜しくない事態になっています。

知られたくないからこそ、ブラックボックス化しているのです。

塾でも、生徒さんの学習状況がブラックボックス化しているとの報告がたくさん寄せられます。

中高一貫校&国立大学付属専門の個人指導シグマ

どうして学習がブラックボックスになっているのか?

親の立場からすると、子どもの学習状況がはっきり分かった方が安心できますね。

一方、子どもの方からすると学習状況が分かってしまうとまずいことがあります。

ちゃんとやっていない生徒さんほど親には知られない方が良いのです。

ということは、わざとブラックボックスが作られているともいえるのではないでしょうか?

もちろん、学校でほとんどの勉強を済ませて家では全く勉強しない生徒さんもいます。

でも、そんな生徒さんはごく一部です。

見られると都合が悪いので、分からないようにすることが多いのです。

そして、しびれを切らせてブラックボックスの中身を覗くころには大変な事態になっているのです。

子供は、自分に都合が悪いことは基本的に隠そうとします。

逆に、アピールしたい物は自ら伝えます。

自分でちゃんと勉強している生徒さんがそんなに多くないことを考えても、学習がブラックボックスになるのは当然のことと言えます。

ブラックボックスの中身を見るには

見るのが怖いですが、ブラックボックスの中身を見ない訳にはいきません。

どうやって、実態を把握するか?

一番いいのは、学習記録をつけるようにすることです。

「勉強してるの?」

「うん、やってる。」

こんな曖昧な会話では意味がありません。

何をどれだけやっているのかが大切です。

そのためには、やはり学習記録です。

学習記録をつけ始めると驚くことが沢山出てきます。

「え!こんなやり方で勉強してたの。」

「たったこれしかやってなかったの。」

等々・・・・・・・・・・・・・・・

学習手帳を学校で配布されている人はそれを活用しましょう。

そうでない人は、普通の手帳で構いません。

手帳を使わなくとも、メモでも大丈夫です。

目的は、何をどれだけやっているのか見える化することにあるのですから。

見える化すると

ブラックボックスを見える化すると修正点が沢山出てきます。

学習量

勉強のやり方

使用教材の変更

時間の使い方

これらをすぐに出来ることとそうでないことに分類してください。

すぐに出来ることは、その日のうちに変更です。

但し、変更しても時間が経つと元に戻ってしまうものが沢山あります。

そういった種類のものは、定期的に見直しが必要となります。

教材などは、よく調べてからでないと変更できません。

現状での学力と合ったものを使わないと効果がありません。

こんなやり方もあります

せっかくつけた学習記録ですが、問題点もあります。

「えー!親に見せたくない。」

こういう意見が沢山出ております。

そんな時には、シグマの教室では担当の先生に見せるように言っております。

誰かがチェックしないと上手くいかないのです。

そういえば、私がチェックするはずの学習手帳を2週間ほど持ってくるのを忘れたと言ってた生徒さんがいました。

そろそろ、強制的に書かせないといけませんね。

やれやれ・・・・・・・・・・・・・・・

 

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