
「一度、スマホを握るともうだめ。」
「もうすぐ終わるからと言ってもなかなかやめない・・・」
「ラインとかまとめて返事すればいいのに・・・」
スマホの問題は、どこのお家でも存在するようです。
特に家に子供だけがいる状況が生まれやすい夏休み
要注意ですね。
夏休みのスマホ問題を考えてみます。
生徒さんのスマホ利用の実態
利用率
東京都教育庁のH30年の調査によると公立中学生の82.7%、都立高校生の97.3%がスマホを利用しているとのことです。
lineの利用率は、中学生が80.7%、高校生になると97.5%です。
ほとんどの生徒さんが使っているということですね。
電車の中での行動を考えても分かりますね。
ほとんどの乗客がスマホで何かやっています。
本を読んでいる人は、ほとんど見かけないようになりました。
新聞を読んでいるおじさんたちも見ないですね。
利用時間
い日当たりの利用時間につてもデータが報告されています。
それによると一日3時間以上スマホを利用している中学生は50%以上
高校生はなんと70%を超えるとのことです。
勿論それ以上の生徒さんもかなりの割合で存在します。
かつてTVを見ていた時間がそのままスマホに置き換わっただけなのかもしれません。
利用内容
youtube
ユーチューブを見始めると止まらない。
そんな生徒さん沢山います。
見ている番組は人によって違います。
でも、見始めると止まらないのは同じです。
お笑い、アイドル、趣味・・・・・・・
なんでもいいですがテレビの代わりですね。
line
SNSでは、ラインの利用率は高いですね。
連絡手段になっているのである程度しょうがない面もあります。
でも、すぐに見る必要があるのか?
多分、ありません。
まとめてみて一気に返信するようにすればよいと思うのですが。
twitterの利用者も結構います。
ちょちらは何やっているのかイマイチ不明です。
twitterは速報性があるのは分かります。
でも、そんなにすぐに知りたいことって何でしょう。
ゲーム
スマホでゲームを楽しんでいる人も多いです。
電車の中でもよく見かけます。
大体は、無料のゲームです。
でも、時々課金までして楽しんでいる人もいます。
乃木坂のゲームに月々1万円も課金していたのがばれて大変なことになったケースがあると聞いております。
ほどほどにしないといけませんね。
音楽
好きな音楽を流しながら勉強している生徒さんもいます。
歌詞がなければ、そんなに集中力を妨げません。
歌付きのものは、注意がそちらに行ってしまうのでダメです。
スマホ利用の理想
スマホは、とても便利なものです。
学習にも利用できる機能が豊富です。
その一方で、勉強の妨げになることも多いものですね。
一番の理想は、スマホを持たないこと。
中学生までは、これでもなんとかなります。
でも、高校生になると色々な連絡事項がスマホなしでは出来なくなることもあります。
そうなると、使わざる負えないことに。
スマホを使っても勉強の障害にならないのであればなんの問題もありません。
何が障害なのかと言うと、時間をスマホに取られていることではないでしょうか。
時間は誰にとっても有限です。
貴重な時間をスマホにとられないような使い方が理想です。
対策
持たない
一番効果があるのは、スマホを持たないことです。
持っているからつい触りたくなる。
当たり前のことです。
教室の生徒さんでも高校3年生になると同時にスマホの契約を解除した人がいました。
スマホ中毒に近い状況だったのに本人が気が付いたのです。
その生徒さんは、希望校に現役合格しました。
受験生は、スマホなど持たない方が良いです。
使えないようにする
そばにスマホがあるから使う。
だったら、スマホをそばに置かなければよいのでは?
家族に渡して隠してもらう。
金庫に入れて取り出せないようにしてしまう。
水没させる。(勝手にやるとかなりもめるので勧めません。)
時間制限を設ける
一日1時間以内の利用に制限するのはどうでしょうか?
使うときだけスマホを渡してもらって、それ以外の時間はスマホを所定の芭蕉に置くようにすればある程度コントロールできます。
自分の部屋に持ち込ませないのは勿論です。
アプリで時間制限できるのもあったようななかったような??
通信量を下げる
スマホの契約通信量を1Gぐらいにするのはどうでしょうか?
すぐに制限にひっかかりますので動画は見られなくなります。
そうすると必要なものだけに使うことになります。
この場合、wi-fiを家では使えないようにしておかないと効果がありません。
夏休みのスマホ問題について書いてみました。
どこのご家庭でも対策に困っているんですよね。
どうしても家でスマホを使ってしまう生徒さんは、シグマの自習スペースはどうでしょう。
夏休み中は、平日10時から自由に利用可能です。