「前回のマーク模試が返ってきたけど・・・。偏差値42で行きたい学校E判定だって。どうしよう・・」
「前回C判定が今回は、E判定だって。まずいよね・・・」
「E判定ってもうダメってこと???」
秋になって9月や10月初めに受けた模試が返却されているはずです。
判定がいいのに越したことは有りません。
でも、中にはE判定ばかりの人もいるのではないでしょうか。
中学受験も高校受験も大学受験も判定に一喜一憂するのは同じですね。
悪い判定があると
模試の成績が悪いとがっかりするのはみな同じです。
でも、そのままやる気を失くしてしまうと希望校に合格するのは難しくなります。
秋の受験生は、不安定な精神状態です。
だから、模試の結果に過度に反応しない方が良いです。
と言っても、気になりますよね。
勿論、結果を無視してはいけません。
客観的な数字を把握してそれに対して対応する姿勢が大切です。
”諦めたらそれで終わり!”
”あきらめの悪い人が最終的に残る!!”
E判定って
そもそも模試の判定とは、模試を受けた段階での判定です。
それよりも学力が上がれば、当然判定も変わってきます。
ケアレスミスがあった人はその分の失点をなくせばいいだけです。
ただ、同じ実力ですとほとんど合格できないのは悲しいかな事実です。
ここで言いたいのは、入試の日までに学力が伸びればE判定は関係が無いということです。
どうやって逆転合格する?
E判定でも受験までに時間的余裕がある場合は、そんなに焦らなくとも良いです。
秋が深まってE判定が出た人はこのままではいけません。
逆転合格には、戦略が必要です。
模試の結果を分析する
模試の答案をしっかり見直してください。
きっとミスで取りこぼしている問題があるはずです。
これらのミスは、発生するパターンが決まっていることがあります。
パターンが決まっているものは、対策を取りやすいと言えます。
ミスが起こらないような自分なりの対策を考えましょう。
弱点を特定する
点数が悪いからと言って、全部の範囲を復習する必要がある人はそんなにいないでしょう。
どんな人にも得意な分野とそうでない分野があります。
苦手な分野を特定できれば、対策に割く時間が削減できます。
苦手と言っても程度の問題もあります。
全く分からない分野だと、基本からもう一度やり直す必要があります。
そうでない場合は、標準問題ぐらいから復習ですね。
試験科目を絞り込む
秋の時期にきてセンター模試で、E判定をもらう人は要注意です。
志望校を下げるか、国立第一志望をやめることも考えた方が良いです。
大学受験であれば、国立受験をやめて私立に絞り込むと勉強する科目が減ります。
特に文系の場合は、3科目に集中できます。
5教科の勉強で結果が出なかった人も科目を絞り込むと急に伸びたりします。
実際に教室の大学受験生にもそういう人がいました。
本当は、夏休み前に私立型に変更した方がもっと良い結果が出たはずですが・・・
中学受験や高校受験でも科目数を減らす作戦は有効です。
科目数が減ると精神的に楽になります。
そうすると勉強がはかどることも!
学習時間を増やす
逆転合格したかったら、勉強しなければ話になりません。
スマホは勿論封印です。
無駄な時間は極力削りましょう。
でも、睡眠時間は確保してください。
ちゃんと寝ないと学習効率が悪くなります。
学習時間を増やすには、スキマ時間を有効に使うことがお勧めです。
5分10分の細切れ時間を有効に使いましょう。
やり方を変える
暗記系の科目が苦手な人がいます。
個人指導シグマの生徒さんにももちろんいます。
そんな生徒さんは、参考書を初めから最後までやって
「全然、覚えられない・・・」
などと嘆いている人が多いです。
暗記は、入力の強度と反復の頻度で決まります。
学習した内容を次の日に復習しましょう。
さらに週末にその週の総復習をやりましょう。
入試直前に復習するのは、当たり前です。
1章ごとに仕上げるやり方も有効です。
入試問題を解く
受験は、入試問題が解ければいいだけです。
出ない問題が解けなくとも関係ありません。
だから、受験校の傾向分析は欠かせません。
入試に出やすい分野を優先して学習しましょう。
さらに言うと、自分が得点できていない問題で改善できそうな物から手をつけましょう。
対策をちゃんととるだけで10点20点上がったりしますよ。
入試直前になると過去問演習は、必須です。
学校によっては、出題傾向が決まっています。
例えば、東京女子大学では、日本史で近現代史が頻出です。
近現代史まで勉強してない人もいる中で、ちゃんと過去問を見て対策を取った人はそれだけでかなり有利になります。
学力に余裕があれば過去問演習も必要ありません。
でも、第一希望の学校でそんなことはないでしょう。
過去問演習は、絶対にやりましょう。
受験校を変更する
どうしても現役合格したいならば、志望校を変更するのも有りです。
自分の実力相応の大学に変更すれば、よいだけです。
が、単純に偏差値だけで志望校のレベルを下げてもうまくいかなかったりします。
受験校を決めるときは、必ず過去問を解いてから決めてください。
過去問の得点率を見て、ある程度いけそうだったら変更も可です。
偏差値だけで変えても自分の苦手分野が沢山出題されるような場合は、いい結果になりません。
受験まであと少し
受験生の皆さん、最後まであきらめないで勉強しましょう。
逆転合格出来るかどうかは、諦めないあなたの頑張り次第です。
個人指導シグマは、頑張る受験生を応援します。
特に過去問演習の時期は、効果的です。
お気軽にお問合せください。
電話;03-5395-0949(平日午後3時~9時)