情報Ⅰ

中高一貫校&国立大学付属専門の個人指導シグマ

2025年入試から共通テストに情報Ⅰが追加されます。

情報 1は2022年から高校での履修科目になりました。

国立大学を一般入試で受験する人は、全員 情報1という科目を受験することになります。(一部の学校では、除外されています)

この科目は、新しい科目なので不安が大きいと思います。

そこで 、この情報 1 という 科目について調べてみました。

なぜ情報Ⅰが受験必修科目になったのか?

諸説ありますが、情報科目が採用されたきっかけというのは、いくつか考えられます。

情報化社会になるということが予想されていた

日本におけるホワイトカラー層の作業効率の悪さ

コンピューターを使って作業の効率化を進める

 少子化の影響で 人材不足になる

 インターネットの急速な普及

色々な要因が考えられますが、実際の生活でコンピューターや情報通信が使われるようになったのが一番でしょう。

必要だからこそ、それを使いこなせる人を増やす施策が必要になったのでは?

 試作問題の中にも ネットリテラシーに関する問題が入っていました。

情報 1の科目以外に、学校では 情報Ⅱという科目もあります。

それは 、共通テストの必修科目に入っておりませんのであまり影響しません。

 

情報Ⅰの学習が必要な人は

基本的に国公立大学への進学を考えている方は、共通テストの受験が必要です。

と言うことは、情報Ⅰも学習しないといけません。

国立大学の中でも、北海道大、徳島大、香川大は初年度の採点に情報Ⅰを入れないと発表しています。

2025年度入試が近づくと採点に入れない大学も増えてくるかもしれません。

要注意です。

国公立大学だけでなく 私立大学でも、共通テスト 入試 という 入試制度を設けてる学校では共通テストのスコアを入試で使うことはできます。

それで、 国立大学だけでなく 私立大学でも情報1を 得点にする学校を受験する可能性がある方は

共通テストでは 情報1という科目に対する対策が必要になります。

ただ、私立大学の動向は、今の所はっきりしません。

大学入試共通テスト

皆さん知っていると思いますが、共通テストはこれは毎年1月に国公立大学を受験する多くの高校3年生が受けるテストのことです。

センター試験から共通テストに名称が変わりました。

共通テストの情報 科目の位置づけは、今まであったテストに対して情報という科目が追加されるって事です 。

情報の配点は100点です。

私立大学志望の方で 情報科目が必要になる方 は、それはまだはっきりしていません。

それは新しい科目であるとともに、 共通テスト 入試で採用される 科目に情報1が入るか分からないからです。

情報Ⅰを得点に入れるところはそんなに多くないかもしれません。

でも、情報系の学部だと情報 1を 採点対象にすることも考えられます。

 

学校で学ぶ情報1の内容

 個人指導シグマには、日本文理出版の情報 1の教科書が有ります。

その内容をご紹介します。

第1章 情報社会とわたしたち

①snsの普及と情報モラル

②情報社会とは

③大切な情報を守るために

④情報社会を支える方負律

⑤著作権に関する法律

⑥情報通信技術で変わる社会

第2章 コミュニケーションと情報デザイン

①メディアとコミュニケーション

②情報デザイン

④情報のデジタル化

第3章 コンピューターとプログラミング

①コンピューターの仕組み

②アルゴリズムとプログラミング

③モデル化とシミュレーション

第4章 情報通信ネットワークとデータの活用

①情報通信ネットワークの仕組み

②情報システムとデータベース

③データの活用

大学入試センターの試作問題

情報 1については 、大学入試センターから試作問題が発表されています。

問題を見てみると 、4つに分かれています。

1番が小問、 2番が 2次元コードおよびデータ活用、3番がプログラミングで最後に4番がデータ分析です。

プログラミングの配点は100点満点中46点を占めます。

プログラミングですが、特定の言語ではなくオリジナルの物になっています。

まあ、どの言語であってもある程度 知識があれば解けるような問題になるんじゃはないかと予想されます。

4番のデータ分析に関しては、 箱ひげ図や 散布図などが入っております。

数学の知識が必要になります。

逆に、数学のデータ分析の知識があればある程度やっていけるのではないかと思われます。

文部科学省の特設サイト

文部科学省のHPにおいて、情報Ⅰに関する情報が公開されています。

その中には、動画で解説しているページも有りました。(外部ページになっています)

そんなに詳しくは有りませんが、アウトラインを押さえるには良いと思います。

文部科学省の情報Ⅰに関する解説動画

受験対策

情報科目の対策としては、まず第一に教科書を使いことです。

知識問題がかなりありますので 、教科書に出てくるようなレベルの内容は覚えた方が良いです。

そんなに難しいことは載ってませんので、 コンピューターに関する基本的な知識があれば何も勉強しなくてもある程度 点数は取れると思います 。

ましかしながら、 高得点を取ろうとすると それなりに 対策が必要です。

 it パスポート試験の初級の問題に似ていると思います。(完全一致では有りません。)

早く試験勉強を始めたい方は、 知識問題は it パスポート試験の参考書の内容でカバーできます。

それ以外のプログラミングの部分をどうするか?

今後考えていくべきことだと思います。

教室にある情報1の教科書の中にプログラミングの練習問題も入っていました。

こういったものを使ってやってもいいと思います。

新しい試験であれば、 初年度は 簡単になるというのが 従来の傾向でした。

が 、共通テスト 初年度の数学における混乱を見ているとそうも言い切れない部分があります。

膨大な量の計算や長い文章の問題でどれだけ受験生が混乱したか!

どんな問題になるか ちょっと想像できません。

しかしながら一般的なレベルであれば 、情報1の科目はそんなに難しくはならないはずです。

プロ グラミングは難しく出来ます。

 しかしそれも全く コンピューターを触ったことがない人でもできるレベル ということも考えれば そこまで 難しくなるっていうのは考えにくいと思います。

実際に 受験する立場の人からすると、 この情報1の科目は高得点を狙わなければいけません。

 ちょっと 対策すれば 高得点が狙える科目だからです。

用語 知識の問題に関してもそんなに 膨大な 暗記ではありません。

早い段階で一通りやってあとは知識を定着を図るということで対応できると思います。

問題は プログラミングです。

今の所参考書があまり有りません。

でも、2025年の入試が近づくにつれて 予想問題など問題集などの参考書も充実してくるはずです。

それでも、今から準備しようという方は、教科書中心で進めればいいと思います。

そこまで気にする必要もないと思います。

新しい制度が始まると色々混乱は起こりますが 早い段階で情報を集め 対策を取ることでビクビクしなくて済むようになると思います。(希望します)

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