入試まであとわずかとなりました。
過去問演習をはじめた人たちもいると思います。
でも合格最低点に達してない人たちも多いと思います。
受験生にとっては、受験までにどうやって得点を伸ばすかが最大の関心事です。
そこで、個人指導シグマでやっている入試日までに得点を伸ばすやり方を一部紹介いたします。
過去問
受験直前で必ずやらなくてはいけないのは過去問演習です。
過去問演習をやらないで受験することなどありえません。
中学受験でも高校受験でも大学受験でも過去問演習は必須です。
まずは一年分でいいからここをやってみましょう。
過去問をやることによっていろんなことがわかります。
問題のレベル
時間配分
傾向
自分の苦手
とりあえず一年分やったら、そこで結果について分析しましょう。
自分が点数が取れる問題取れない問題
取れてないところに関しては、何で取れていないのか原因についてちゃんと考えましょう。
単純に問題が難しいのか?
それとも自分で勉強が足りないのか?
ケアレスミスなのか本格的に理解が足りないのか?
そういうふうに、一つ一つちゃんと確認することが必要です。
ちゃんと分析することによって、それに対して対策ができるのかできないのかの判断が可能になります。
もしも、対策可能なのであれば、実際に対策して入試までに出来るようになればいいだけの話です。
特に、受験でよく出る分野で自分が取れない問題のがあれば、それを対策して点数が取れるのであれば当然得点を伸ばすことができます。
だから、そういった分野を見つけたらすぐに対策しましょう。
しかし、苦手が分かっていてもすぐに解決できるわけではありません。
理解すれば、点数が増える分野であればそれはすぐできます。
が、英語の長文みたいに、色々な要素が必要な場合は時間がかかります。
まずは、点数が取れないところで対策が取れるところそれを発見することに全力尽くしましょう。
そこまでできれば、どの分野から対策をとっているかと言う優先順位を考えればいいだけの話です。
時間は有限なので、あれこれ手を出すことができません。
入試までの限られた時間で、点数が伸ばせるところは何かって考えてそれを実行しましょう。
入試前に過去対策をやるのはほとんど人ですけども、それをやっても伸びないしても結構います。
そういう人見てると、過去問やってるだけでちゃんと対策もしないで点数だけみてそれで満足しています。
同じような傾向が問題が出たら、ちゃんと点数が取れるようにしなきゃいけないです。
だから、過去問分析をちゃんとやらないといけないわけです。
今からでも、得点を伸ばすのはそんなに難しくないです。
特に過去問を分析して出題傾向がはっきりしている学校の場合は断言できます。
そのよく出る分野のところを集中的にやれば、当然のことながら得点は増やせます。
それが、もし自分が取れなかった分野であれば丸ごと点数増になるわけです。
こういったこう地道な作業を各科目でやっていけば、各科目15点以上伸ばすってことも可能になります。
合格ラインまでかなり近づいていくことになります。
実際、個人指導シグマの文京区の教室でも受験生に過去問対策をとっています。
苦手分野を発見して、その対策をとるという一連の作業を続けて点数のばしています。
伸びる人だと、例えば中学受験で50点満点理科だと15点ぐらいの人が40点取ったりとかそういうことざらにあります。
高校受験の数学なんかでも百点満点で30点の人が70点とかいうこともあります。
高校受験に関しては、出るような問題が結構決まってますので、そういった問題を集中的にやることで多少難しくてもできるようになっていくってことがよくあります。
大学受験だと、自分のレベルとかけ離れた難しい問題が出るときには、対策っていうのは難しいかもしれません。
でも、ちょっとだけ難しいぐらいのレベルであれば何とかなります。
理解があやふやな部分を、ちゃんと自分できちんと理解するようにすればそれでいいわけです。
そうすると考える時間短くなりますから、実際に入試時にあたふたすることもなくなるわけです。
こういった対策を取った人たちは、やっぱり入試でいい結果を残しています。
過去問分析をして、出題傾向がはっきりしてる学校っていうのは点数が取りやすいです。
中学受験・高校受験・大学受験に関わらず出題傾向が偏ってる学校というのが一部存在します。
そういった学校を受ける場合は、それが事前にわかっているのであればその偏っている傾向に合わせて勉強すれば得点は取りやすくなります。
日本史などで、ほかの大学ではあまり出題されない近代史を出す学校というのがあります。
それを事前にわかっている受験生は、近代史を一生懸命勉強します。
そうすると、近代史はほとんど満点近くとります。
傾向を理解していない受験生は、近代史はそんなに勉強しないので大量失点します。
その差はかなり大きいと思います。
だから、過去問をやったらちゃんと分析して、出題傾向をつかみましょう。
よく出るのであれば、偏った傾向があるのであれば、それに合わせて勉強するということをやるといい結果につながることが多いです。
時間
試験には、制限時間があります。
たとえ分かっていても時間内に解けなければ点数にはなりません。
過去問を解く際は、必ず時間をはかってやりましょう。
実際にやってみると、時間内に解けきれないこともよくあります。
こういったことはやってみないと気がつきません。
試験本番の入試会場で初めて気が付くなどあってはいけないのです。
時間が足りないようならば、解くスピードを上げないといけません。
どうやって早くするか?
どこで時間を短縮するか?
いろいろと工夫してみてください。
工夫すれば確実に早くなることが多いです。
それでも時間が足りないときは・・・・
問題の取捨選択をしないといけないですね。
時間帯
中学受験の午後入試を除き、入試はほとんどの場合午前中に行われます。
ということは、過去問演習を深夜にやっても本番と同じ状況ではないということです。
どうせ過去問を解くのであれば本番と同じように午前中にやってみましょう。
大学受験のようにお昼を挟んで午後も入試があるのであれば、同じように食事をとってから午後一番で過去問を解きましょう。
とにかく本番と同じ状況を作って慣れるのが大切です。
時計を目の前に置いて本番と同じ状況で問題解いていきましょう。
時間が来たら過去問演習でもそこで一旦打ち切りです。
時間内答案が書けるかかどうか自分のちゃんとした実力を見定めるためです。
時間内にもし解けなかったのであれば、何が原因なのかを考えましょう。
時間が短縮できる部分があるのであれば、そこを工夫しましょう。
こういった事前の工夫があれば、入試本番で慌てることも少なくなります。
どうしても時間が足りない時は捨て問を作ることも必要になります。
その際は、簡単に点数が取れそうな所から解いていきましょう。
早起き
夜型の勉強をしてきた受験生は、この時期には朝型に変えておかないといけません。
というのも、起きてからしばらくしないと頭は十分に力を発揮しないからです。
入試日だけ早起きするのはお勧めできません。
睡眠不足は、いろいろな副作用を引き起こすと言われております。
特に理系科目での睡眠不足は致命傷です。
取れる問題は確実に正解する
簡単でも難しくても同じ得点
難しい問題を正解すると気分が良いものです。
定期試験などで正解率の低い問題を解けたりすると先生から褒められたりすることもありますね。
難問にチャレンジしたい気持ちは良く分かります。
でも、受験となると話は別です。
受験では点数を積み上げることが大切です。
自分で解けるレベルの問題は、すべて正解することが大切なのです。(自分の実力以上の問題はそもそも解けません。)
取れる問題を確実に取るには、どの問題が取れるのか判断しないといけません。
そのためには試験開始と同時に1番から解き始めるのではなく、入試問題全部を見てから解きやすい問題から手を付けることが必要となります。
大体の学校は、最後の方に難しい問題を配置しています。
でも、そうでない入試問題もあります。
「あ、最後の問題やっていれば、解けたのに・・・」
などと言わずに済むように、最初に全部の問題を確認しましょう。
見直し
単純なミス
誰でもありますね。
ミスで点数を落とすのは、耐えられません。
単純なミスを減らすには、見直しが有効です。
もちろん時間がある場合のみ可能です。
数学などで汚い数字になったときは、見直しした方が良いです。
最初の段階で単純な計算ミスをやっていることもよくあるのです。
試験の後半に寝ている受験生も時々います。
見直ししないで大丈夫なのですかね??
過去問をやっただけで満足しない
過去問をやっただけで受験対策が終わったと勘違いしている生徒さんをよく見かけます。
過去問をただ解いただけだと、時間配分が分かるぐらいのものです。
得点UPというにはほど遠いものがあります。
では、どうすれば点数を伸ばせるのかというと・・・・
苦手分野を集中的に
過去問演習をやっていると自分の苦手なところが見えてきます。
試験に出題される分野で自分が苦手なところは、正解率が低いのが当たり前です。
こういった分野を見つけたらそこを集中的に学習しましょう。
範囲が狭ければそんなに時間はかかりません。
入試レベルの問題が解けるようになれば十分です。
このやり方で自分の穴をつぶしていきます。
1つつぶせば最低でも5点ぐらいでしょうか?
複数の穴をつぶしていけば当然ながら得点は伸びます。
3科目の試験で各科目1つの穴をつぶすだけで15点UPします。
実際にこのやり方で40点以上得点を伸ばした生徒さんもいます。
復習
直前は今までやった教材の復習をやりましょう。
かなり忘れているはずです。
新しい教材に手を出すのは、お勧めできません。
皆さんが入試本番で実力を発揮できるように!
電話:03-5395-0949