4月から始まる中学生生活
希望や夢も一杯
でも、実際に中学生になると楽しいことだけではなくなります。
勉強面で言えば、約半数の生徒さんは平均点以下です。
楽しく中学生活を過ごすために入学までにやるべきことを7つまとめてみました。
新たな目標の設定
大変だった中学受験が終わりほっと一息の人が多いことと思います
受験のあとは、しばらくのびりしたいというのも当然です。
でも、いつまでものんびりもしてられません。
中学受験が最終的な目標の人は居ないと思います。
長い目でみれば将来の職業とか自分のやりたいことを実現ということになります。
けれども、当面は大学受験が第一目標になると思います。
そこで違う受験が終わったあなたには、大学受験の目標を早い段階で決めてほしいところです。
目標がないと努力しようと気にならないというのも当たり前です。
だから、”どこどこ中学に合格”とかいうので頑張ってきたあなたには、今度は”○○大学合格”っていうことを目標に決めて欲しいのです。
決めた目標は自分の机の前に貼っておきましょう。
人間は忘れやすい動物なので、貼っておかないとせっかく決めた目標も忘れてしまいます。
紙に書いてよく見えるところに貼って下さい。
体のメンテナンス
眼科
あなたが知らないうちに、視力が低下していることがあります。
中学校に入って後ろの方の席だと、黒板が見えないと授業についていけなくなります。
そうならないためにも、視力の測定を早い段階でやって、メガネが必要な人はメガネを早いうちに作りましょう。
学校の身体検査で視力の測定をやるので、それからでもいいのですが、今余裕があるうちにやっておいたほうがいいです。
何故ならば、学校が始まってから慌てて眼鏡を作る人も多いからです。
自分の思ってる以上に視力が弱くなってる人っていうのはことの方が多いです。
その場合もメガネがあれば黒板が見えなくて勉強遅れるということを避けることができます。
歯科
急に歯が痛くなったりすると歯医者さんに駆け込んだりする必要が出てきます。
歯が痛いさなかに、勉強するっていうのはなかなか厳しいものがあります。
だから、時間に余裕がある間に虫歯を直しておきましょう。
虫歯の治療だけでなく、歯垢の除去もやっておいた方がよいでしょう。
歯垢除去で虫歯予防になります。
その結果、歯医者さんに行く回数を増やすことができます。
歯医者さんの費用の高いアメリカなんかでは当然のこととされています。
耳鼻科
春先になると花粉が舞います。
それとともに花粉症の症状を訴える人が激増します。
そうすると耳鼻科の受付は、ものすごく混み合ってしまいます。
学校に入ってからそこに行くとまたまたされます。
学校が始まって時間が無い中では、なかなか耳鼻科に行くこともままなりません。
薬さえあれば、ある程度症状を抑えることも多いです。
時間があるときに耳鼻科に行って、花粉症の薬を貰っておきましょう。
自分で行動を管理する
大人になったら、自分で自分の行動を管理するのは当たり前です。
小学生の間は、あなたの親の言われるままに行動していたかもしれません。
でも、いつかは自分で自分の行動を管理しなければいけません。
それが反抗期が始まる中学に入る前の方がいいかもしれません。
ひょっとするともう反抗期が来ている人も?
自分で自分を管理できない人に受験勉強なんてできません。
だから、なるべく早い段階で自分で自分のことができるようになりましょう。
生活習慣を乱さない
基本的な生活習慣というのはとても大切です。
休みの日になると昼ぐらいまで寝ていたりしてすぐに生活が乱れる人も多いです。
これは学生に限らず社会人でもそうです。
その一方で、自己研鑽に努める社会人などは朝早く起きて朝活等に出かけていったりしています。
こういった生活習慣の違いは、時間の経過とともに大きな差を生みます。
学生のうちにきちんとした生活習慣を身につけておくってことは大事です。
まずは、朝ちゃんと起きること
休みの日でも朝ちゃんと起きて家族と一緒に朝食をとりましょう。
そのためには、夜もそんなに夜更かしをしないことが大事です。
7時間睡眠を目標に夜早く寝て朝は家族と朝食取れるように起きましょう。
起きてすぐにカーテンを開けて直射日光を目に入れましょう。
そうすることで14~16時間後には自然と眠くなる成分が体内で分泌されます。
これで基本的な生活パターンのサイクルを維持できます。
スマホを使う上での約束を決める
今、中高生の中でスマホ利用の問題が多くなっております。
教室の方でもスマホに関しての相談をよく受けるようになりました。
勉強してもスマホがあるとすぐ手に取って勉強が中断してしまう
スマホを触ってしまうとずっとスマホを見ている
lineとかやり始めるとひっきりなしにコールが鳴ってやめられなくなってしまう
そういうふうに、スマホを利用する時間が非常に多くなっているっていうのが問題なのです。
スマホの利用時間を制限することをどこの家庭でもやります。
でも、自分一人でやるというのはなかなか難しいと思います。
受験が終わって中学生になったらスマホを買う約束をしていた家庭も多いと思います。
子供に何も言わないと制限無しでスマホをずっと使っています。
スマホの制限アプリを入れるっていう方法もあります。
いろんな方法がありますけれども、最初にちゃんとした約束事をしておけばいいと思います。
お勧めは、スマホ利用時間は勉強時間よりも少なくするということです。
結局は、勉強すればいいだけの話ですのでちゃんと勉強しているのであればスマホを使ってもいいということにしましょう。
そうすると、スマホを利用したいために勉強するっていうモチベーションになるかもしれません。
スマホ一切消して、勉強だけしろと言ってもなかなか難しいはずです。
スマホの利用時間を記録しそれと学習時間の記録を取っておいてそれとの対比を出来る様にしましょう。
スマホの利用時間は、スマホの管理画面で見ることができます。
学習時間は、学習記録をつけてたりスタディサプリを入れて学習時間をを入れてみましょう。
自分の苦手分野を潰す
中学生になる前に苦手な分野の復習をしましょう。
計算が苦手な人は、中学に入るまでに計算練習をちゃんとしておいた方がいいです。
図形が苦手な人は図形の問題を解きましょう。
国語が苦手な人は、今までやってこなかった読書を積極的にやってみたらどうでしょう?
国語が苦手な人は、語彙が足りないことも多いので本を読むたびにわかんなかった単語の意味を調べましょう。
付箋を付けたりとかそういった地道な作業をする習慣をつけてはいかがですか?
歴史が苦手な人は歴史の漫画を読んだりとかそういうのをお勧めです。
理科に興味がない人はこれも理科の漫画がありますので漫画でざっと学習するということもできます。
とにかく中学校に入るまでに自分の苦手な分野っていうのをなるべく消してしまうのがおすすめです。
1学期の予習
中学生になるまでに一学期の予習をしておいた方がいいです。
予習することで一学期中に学校の授業から落ちこぼれることを防ぐことができます。
と言うよりも、他の人に先んずることが出来ます。
中学受験で燃え尽きる人は、合格後のんびりしてしまってそれがずっと続いてしまいます。
そうすると、学校の授業にだんだんとついていけなくなるのを沢山見てきました。
そうならないためにも、一学期の範囲はとりあえず各科目予習しておいた方がいいです。
予習は、できれば学校の教材を使った方がいいです。
その方が学校がはじまってからおなじ教材を使いますのでロスが少なくて済みます。
もしも早い段階から予習したい場合は、同じ教材を準備できないかもしれません
そういった場合には市販のテキストでもいいです。
やる内容は、だいたい同じです。
自分ひとりで予習することができないという方は個人指導シグマでも中学入学準備講座を設けておりますのでこちらの方をご利用ください。
予習する範囲は個人差がありますけれども、一学期分を目標にしております。
それだけやっておけば、一学期の間はそんなに苦労することはないと思います。