中高一貫校の中学生で、授業についていけないと感じている人はいませんか?
今の状況から成績を上げるためには、学習方法の見直しとモチベーションの維持が重要になります。
中高一貫校は進度が速く、カリキュラムが高度になりがちです。
キチンとした対策が必要になります。
現状の把握
まず、どこからつまずいているのか、原因を正確に分析することが必要です。
どの科目のどこの単元から問題が発生しているのかわかるとそのあとの対策が立てやすくなります。
科目ごとにチェック
全ての科目が苦手なのか?
特定の科目に集中しているのか?
全部の科目で問題が発生しているのならば、学習態度そのものを見直さないといけません。
英語や数学などが分からなくなっているならば、要注意です。
数学や英語は積み重ねが重要な科目です。
だから、分かるようになるまでに時間がかかります。
英語や数学の場合は、分かりにくいと感じたらすぐに対策することが大事です。
前の学年の内容から分かっていないこともあるでしょう。
そんな時は、焦らずに一つ一つ然りと復習する方が近道です。
定期試験も有りますので、復習ばかりやっている訳にもいけません。
本格的な復習は、長期の休みに回すのも有りです。
自分の学習状況を把握
自分では、勉強しているつもりでもそんなにやっていない人もいます。
そんな時には、学習記録を付けて自分の勉強の見えるかをしましょう。
ある程度の期間学習記録を付けると、自分の勉強態度の全体像が見えてきます。
特定の科目に方やっていることも良くあります。
勉強しない日が多々あることも・・・
目標設定
目標が無ければ人間やろうとしません。
長期の目標から立てるのが基本ですが、それが出来ないならば取り敢えず短期の目標から設定しましょう。
具体的な目標を設定する
次の定期テストで「英語の科目の点数を30点上げる」といった、具体的で達成可能な目標を立てます。
達成可能と言うところが味噌です。
どうやっても無理な目標だと最初から諦めてしまってやる気になりません。
かといってあまりに低い目標も考え物です。
「次の試験は、5点UPするぞ」などは、ちょっとだけしか努力しません。
テストの点数に限らず、日常的な目標でも構いません。
提出物を期限内に全部出す。
数学の小テストで毎回満点を取る
こんな目標も平常点が加算される学校では、有効です。
日々の学習習慣を改善する
授業の理解を深めるためには、自分の学習法も変えた方が良いです。
特に日々の学習をちょっと変えるだけで、効果が上がることも多いです。
予習で授業の理解度を上げる
新しい単元の教科書をざっと読み、どんな内容を学ぶのか、わからない単語や概念は何かを確認します。
予習に時間をかけすぎず、「何がわからないか」を明確にする程度で十分です。
授業への集中力が格段に上がります。
人間は、自分がちょっとでも知っていることに関しては、集中力が上がります。
だから、教科書を読むだけの予習でも効果が上がります。
復習で記憶を定着させる
授業後すぐに、その日の内容を振り返ります。
理解できなかった部分は、教科書やノート、問題集を使って解決します。
毎日少しずつ復習することで、知識定着しやすくなります。
記憶は、時間とともに薄れていきます。
その日習ったことも、復習してみるとあまり思い出せないことも良くあります。
だからこそ、その日のうちに復習することは大事です。
さらに効果を上げるには、週末にその週の分の復習をすることを強く勧めます。
忘却曲線の知識がある人は、なぜなのか分かる筈です。
隙間時間を活用する
時間が無い
なんて言っている人にも、隙間時間は有ります。
隙間時間を全部集めると毎日2時間もあったりします。
そんな隙間時間にやるべきは、暗記系の勉強です。
英単語
古文単語
例文暗記
社会
理科
等々
ここで大事なのは、隙間時間を生かすための準備をしておくことです。
単語帳をポケットに入れておくのも良いですね。
スマホを使って勉強することも出来ます。
英語などは、音声教材を利用することも出来ます。
定期テスト対策を強化
定期試験での成績UPが当面の目標になります。
dえは、どうやれば得点を伸ばせるのか?
試験勉強を今までよりも早く始める
ほとんどの生徒さんは、試験勉強を完璧にはこなしていません。
「あと3日あればもっと取れたのに・・・」
なんてことも良く聞きます。
そうならないためには、試験勉強を早く始めれば良いだけです。
まずは、試験の日程の確認から
テスト範囲が発表されたら、範囲を正確に確認します。
試験範囲を間違える人は、意外といます。
とんでもない思い込みで、出ないと思っていた範囲から沢山出題されたこともあります。
だから、事実関係の確認は大切です。
計画を立て、テストに向けた演習に時間を割くようにします。
学校の教材を徹底的に使う
授業中に配布されたプリントやワークは、テストに出やすい問題の宝庫です。
教科書やワークの問題を繰り返し解き、完璧に仕上げます。
これだけで、高得点が期待できる学校がほとんどです。
提出課題にもなっていたりします。
どうせやらないといけないのならば、試験勉強を兼ねて効果的に使いたいものです。
間違えた問題を潰す
小テストや問題集で間違えた問題は、できるまで繰り返し解き直します。
なぜ間違えたのか原因を分析し、ケアレスミスを減らします。
細かい作業ですが、効果は非常に有ります。
成績上位の生徒さんほど、この作業を愚直にやっています。
周囲のサポートを活用する
一人で抱え込まず、外部の力を借りることも効果的です。
特に、何をやっても続かない人は・・・
学校の先生に相談
わからないことがあれば、積極的に先生に質問します。
職員室や放課後を利用して、疑問点をその都度解消しましょう。
相談することで、学習意欲があることを先生にアピールすることもできます。
しょっちゅう質問していると、試験に出る所を聞き出せることもあります。
塾や家庭教師を利用
自力での解決が難しい場合は、塾や家庭教師の利用も検討します。
特に中高一貫校のカリキュラムに精通した専門の塾であれば、個別の状況に合わせた対策を立ててくれるでしょう。
個人指導シグマは、中高一貫&国立大学付属専門の個人指導教室です。
zoomやteamsなどのオンライン授業にも対応しています。
学校授業が分からなくなりかけたら、お気軽にお問合せ下さい。







