中高一貫新学年

中高一貫校&国立大学付属専門の個人指導シグマ

中高一貫に行っているけど高校から外に出たい人っていますよね。

学校が合わない

授業について行けない。

自分には、共学の方が合っている。

もっと上位の学校に通いたい。

理由も様々です。

自ら考える人

個人指導シグマでも中高一貫校から外部に出る生徒さんのお手伝いをしたことがあります。

その際に、気を付けないといけないことが幾つかあります。

平均点以下の中高一貫中学生が成績を上げるには?

推薦は受けられるの?

基本的には、高校入試での推薦利用は考えないでください。

私立から私立で推薦は大変難しいです。

高校の単願推薦は、在籍している中学校長の推薦が必要です。

私立の中学では、その推薦をしてくれないので難しいのです。

特殊なケースで、シグマでV模擬の偏差値を使って私立から私立に特待生扱いで入学させたことがあります。

でも、今はほとんど不可能だと思います。

ちなみに都立高校にも推薦制度があります。

でも、例年高倍率となりますので内申点が高くないと合格は難しいです。

基本的には、推薦は使えないと考えておいた方が良いです。

学校はやめないといけないの?

高校から外部に出ると決めている人は、今いる学校を中学3年になる前にやめた方が選択肢が増えます。

中学3年から公立中学に在籍していれば、各種推薦入試制度が使えます。

単願推薦も併願も可能です。(成績の基準は勿論有ります。)

しかし、それまでの環境を変えたくない人も多いです。

実際、個人指導シグマでも中高一貫校にそのまま在籍したまま外部受験をする人の方が多いです。

今までの学校に在籍したままかそうでないかは、あなたが決めることです。

メリットデメリットをよく考えて決めましょう。

まだ迷っている人は、そのまま在籍しておいた方が無難です。

都立高校は受けられるの?

都立高校は、もちろん受けられます。

が、受かるかどうかは実力次第です。

受験日は、例年2月24日ぐらいです。

都立は内申と入試の得点で合否が決まります。

私立に在籍している生徒さんは、内申は不利だと思った方が良いでしょう。

(差別しないと明言している学校もあります)

上位の都立の高校入試では、入試の点数と内申点の割合は7対3になります。

内申は、主要5科目はそのままでそれ以外の科目は2倍です。

入試科目は、5教科に統一されました。

理科や社会も必要になります。

2次募集がある学校では、3教科です。

どんな準備が必要か

学力を上げる

一番大事なのは、一般受験できる学力です。

高校入試の範囲を仕上げないといけません。

中高一貫校だと、中学3年生は高校の範囲を学習していることが多いです。

だから、学校での勉強とは別に高校受験の範囲の勉強が必要になります。

過去問をどんどん解いて行ってもいいと思います。

いまいる学校で先取り学習しているので問題ないと思います。

親と相談

生徒さん本人が外部に出たいからと言っても、保護者が応援してくれないと難しいです。

外に出たいと思ったら、家庭内で意思の疎通を図らないといけません。

本人の気持ちだけでなく、保護者の同意がなければ前に進みません。

今いる学校にいつまでいるつもりなのかも考えておいた方が良いです。

外部模試を受ける

模擬試験も定期的に受ける必要があります。

出てくる偏差値が中学受験の偏差値とは大きく違います。

母集団が違うのでしょうがない所です。

模擬試験で自分の学力を確認して本当に外部受験が出来るか慎重に確認してください。

V模擬かW模擬が一般的です。

最上位校を狙う生徒さんは、駿台模試を受けましょう。

在籍している学校と相談

今いる学校にいつ言うべきかは、ケースバイケースです。

外部の学校に出るのに協力的な学校の場合は、早めに相談してもいい顔しれません。

そうでなく、妨害されそうなときは、ぎりぎりになって伝えた方が良いかもしれません。

このあたりの判断は、外部に出た先輩から情報を仕入れるしかないかもしれません。

外部の高校の情報を集める

中学受験と高校受験は、全然違います。

偏差値の基準も母集団の違いでかなりの差があります。

募集人数も要確認です。

外部の高校に入っても今いる学校と同じ状況になるならば、意味がありません。

事前に学校見学や説明会に行って確認しましょう。

書類を準備する

願書を出願するには、内申書が必要なことが殆どです。

これは、在籍している中学校に作ってもらわないといけません。

作ってくれないことはないかもしれませんが、ぎりぎりまで渡してもらえないことはあります。

事前に覚悟しておかないと慌ててしまいます。

高校から入れる学校ってどこ

中高一貫校の多くが高校からの募集をやめています。

と言うことは、高校から入れる進学校はそんなに多くないということです。

成績上位の方は、都立や国立を考えてはいかがでしょうか?

日比谷などの進学実績は、私立と比べてもそん色ないです。

私立だと早稲田とか慶応は高校から入れるところが有ります。

高校募集を行っているのは、付属校が多いです。

進学校は高校から入っても難しい面があります。

それは、高校1年生では外部生だけのクラスを作っているのですが、1年で内部の生徒さんの進度に追いつかないといけないからです。

スピードが速いので、追いつくまで苦労します。

中高一貫校から外部に行った生徒さんの例

中堅女子校Aさん

中学2年生ぐらいから、外部に行きたいとの話が出ていました。

本気で外に出ることを決めたのは、中学3年生の5月ぐらい。

それから外部受験の準備をしました。

と言っても定期試験の前は、学校の試験勉強が有り受験勉強は中断

夏休みに何とか1・2年生の復習を1周しました。

2学期からは、徐々に過去問演習を取り入れました。

英語と数学中心で学習しましたが、中高一貫のカリキュラムで公立中学よりも早く学習していたので入試問題演習に時間を割くことが出来ました。

専修大松戸合格

明治学院合格

中堅男子校B君

大量の宿題を出す学校の教育方針にねを上げた生徒さんがいました。

単純に英単語を30個づつ書くなどといったたぐいのものです。

学年が変わると状況が変わることを期待しましたが、2年生になっても変わらず。

かえって状況は、ひどくなる一方

そこで、高校から外に出ることを決めたみたいです。

と言っても、本格的に受験勉強を始めたのは、3年生からです。

基礎からやり直して復習が夏ぐらいまでかかりました。

2学期から本格的に受験勉強スタート

12月ぐらいから過去問演習中心で進めました。

桜丘高校合格

京華高校合格

中堅共学校Cさん

Cさんの学校も無駄な宿題が多い学校でした。

特に、コロナ発生の時期と重なってとんでもない量の宿題が出ていました。

成績最上位のCさんには、全部わかる内容でやる意味がない宿題でした。

学校側と交渉しても

「ほかの生徒もやっているので、特別扱いできません。」

とのことで、退学を決意

中学2年生の終わりで公立中学に転校しました。

その後は、受験勉強と学校の定期試験対策を併行してやっていきました。

都立国際高校推薦合格

 

シグマの生徒さんもそれで苦労した人がいます。

高校から進学校に入るなら都立の方がいいと思います。

上にはあげませんでしたが調査書も要注意です。

なかなか発行してくれなかったりしました。

私立中学在籍で外部に出ることをお考えの方はお気軽にお問い合わせください。

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