今日は、センター試験初日です。
私立文系のセンター利用の生徒さんは、今日で終わりの方もいます。
でも、ほとんどの方は明日まであると思います。
このセンター試験ですが2020年から新テストに代わることがほぼ決まっています。
現在の中学1年生からですね。
浪人生など細かい対応については、今年中に方針が示されると思います。
いろいろと問題のあったセンター試験ですが、なくなるとなると新たな問題が発生します。
当然ながらそれに対する対応も変わってきます。
センター試験廃止による変更点
・高校在学中に夏と秋に基礎学力テストを実施
・センター試験に代わって大学入学希望者学力評価テストを導入
・各大学の個別試験では筆記だけでなく、小論文・面接・志望理由・部活動等の記録で多面的評価を実施する
・記述式問題を国語・数学のから先行導入
・マークシートと別日程で行うことを検討
・記述式試験を国語、数学以外の他教科に拡大するのは2024年度以降
・英語は民間試験を活用する(TOEIC)
読む・聞く・話す・書くの4技能を重視
センター試験廃止後に対する対応
今のところ細かいところまで発表されていないので何とも言えない部分があります。
でも、高校在学中に基礎学力試験が行われるということは、普段の勉強が今よりも大切になるのではないでしょうか。
高校2年生の段階で基礎学力試験が行われるのであれば、それまでに学習したことをテストまでに復習しなければなりません。
受験勉強のように集中して対策をとることが困難な生徒さんもいるでしょう。
だから、普段の学習においての理解度を上げておいて基礎学力試験前に慌てて対策をとらなくとも済むようにしないといけません。
簡単に言えば普段の定期考査でしっかりと点数を取るようにしないといけないのではないでしょうか?
もちろん暗記家の科目だと定期試験前に何とか間に合わせるようなやり方だとテスト後に記憶が残りません。
この意味では、毎日の復習を実行している人が有利な位置につけるのかもしれません。
考えることの重要性
記述式の試験になると単なる知識では対応できません。
資料問題では、与えられた資料を客観的に分析して自分なりの論理を構成しながら答案を作成しないといけません。
論理的思考が受験生にも求められるようになるのかもしれません。
日本人が苦手な”深く考える”ことが求められるようになるのかもしれないです。
この深く考える力は実社会に出てからも非常に有効です。
問題はどうやって自分で深く考えることのできる人を育てるのか?
シグマの教室で対応したいテーマです。