英語学習

中高一貫校&国立大学付属専門の個人指導シグマ

推薦入試が増えてきた大学受験

でも、国立難関校に関しては一般受験が主流です。

全科目まんべんなくやれればそれでいいでしょうが、なかなか出来ない人のほうが多いですね。

大学受験に向けて勉強を始めようとするときに、何から始めればいいのか?

時間がかかる科目から始めるのがいいと思います。

時間がかかる科目とは

特に時間がかかる科目は、英語と数学です。

次に時間が掛かるのは、国語です。

学校の時間割を思い出してください。

英語や数学、国語の時間数が多くないですか?

語学は反復なのでどうしても時間がかかります。

語彙を増やすのだけでも大変です。

さらに長文読解もありますので、時間がかかるのは当たり前です。

現代文の読解力がすぐにつかないのは、皆さん知っての通りです。

人によっては、小学校からずっと国語の読解が苦手な人もいますね。

数学は、大学受験レベルまで到達するには、かなりの問題数をこなさないといけません。

いきなり応用問題が解けるのはごく少数です。

英語の学習

英語は、文系理系を問わずほとんどの大学で受験科目に入っています。

学校の授業時間数も一番多かったりします。

上位の大学で一番大切なのは、長文読解です。

長文読解の得点を挙げるにはいろいろな力が必要となります。

語彙力

単語や熟語の知識が必要なのは当然です。

一つの長文で10個以上分からない単語があると正確な読解はかなり厳しくなります。

単語力を上げるといってもいっぺんに1000個覚えるなどほとんど不可能です。

覚えたそばから忘れますので、反復しながら普段から覚えることが必要です。

教科書の単語を出てくるものを確実に覚えてもいいでしょう。

今まで学習した単語に不安がある人は、以前の教科書で復習するのもありです。

中学校レベルの単語集からもう一度やってみるのも有効です。

ある程度単語の知識がある人は、受験向きの単語集でもよいと思います。

データベース4500

システム英単語

速読英単語

鉄壁

キクタン

色々あります。

学校で使っている単語集があるときは、そちらを優先してください。

何故かと言うと、小テストがあることが多いからです。

小テストに不合格で追試などになって余計な時間を取られるなど馬鹿馬鹿しいことです。

先生によっては、特定の単語集を使わずに長文読解を進めながら覚えていない単語をその都度覚えることを勧める人もいます。

これはこれで実行できれば効果があります。

しかしながら、もともと英語が苦手な人が長文読解と併行して単語帳などを作って覚えていくなどあまり見たことがありません。

それが出来る人には効果がありますが、そのやり方だけを教えるのは????

受験テクニックと割り切って単語集を使って毎日20個ずつなど機械的に覚えた方が確実に効果が出ます。

英文法

文法の知識は、あった方が当然良いです。

と言うよりも、文法は出来て当然

英語がとても苦手な人は、中学校の英文法から始めた方が分かりやすいかもしれません。

中学校の英文法を短時間で復習するには、公立高校受験用の3年間のまとめテキストを使うとよいです。

全部で25章前後あり、1つの章は文法のまとめが2ページにそれに対応する問題が2ページで構成されています。

このぐらいのものであれば、2週間もあれば終わります。

中学校の英文法は大丈夫だけど、高校の範囲になると不安な人はどうすれば?

ちゃんとやるとすれば”フォレスト英文法”など学校で配布されたものを使えばいいでしょう。

ただ、分量がありますのでちょっと時間がかかります。

もっとざっくりやりたい方は、薄い参考書で自分にとって分かりやすそうなものを使ってください。

問題だけでなく解説がちゃんと書かれているものが良いです。

ある程度文法が分かっている方は、”ネクストステージ”などで問題演習をどんどん進めましょう。

得点に直結する内容になっていますので、効果が早く出ます。

構文

和訳にあたって構文を間違えると大量失点に繋がります。

和約でなくとも、長文の内容を正確にとらえられなくなるので構文の知識は必須です。

構文の参考書も本屋さんに行くと色々あります。

学習の初期段階でざっくりやりたい方にお勧めなのがこちら

”Z会 CD付き英語構文必修101”

全部で16章です。

頑張れば1週間で終わります。

長くとも2週間で終わらせましょう。

もっと詳しくやりたい人はこちら

”美誠社 英語の構文150”

かなりボリュームのある本です。

学校でこの本を使っているところもいくつかあります。(英作文対策で使うこともあります。)

長文読解

読解の問題集は、レベルによって薦めるものが大きく変わります。

それ以外に、目的が精読か速読かによっても変わってきます。

受験向きで定評のあるものは、ちょっと調べれば出てきます。

でも、受験勉強を始めたばかりの人には難しすぎるでしょう。

そんな時は、実際に本屋さんに行って確認です。

半分ぐらい分かるものが良いです。

全く分からないと途中で投げ出してしまうこともよくあります。

学校の教科書も使いようによっては役に立ちます。

あらかじめ全訳して授業に臨むと効果が上がります。

これは、予備校の授業に関しても同じことが言えます。

リスニング

リスニングが苦手な生徒さんは、意外と沢山います。

教室の生徒さんの中にも一番上の大学を受験する予定なのにリスニングが全く取れない人がいます。

センターレベルでさえ対応出来ていません。

受験直前に気がついても遅いのでもっと早くから対策を取った方が良いですね。

そこで使うのは、NHKの語学番組です。

”英語会話”を聞いていればそんなに苦労しないと思います。

実際にNHKの”英語会話”を定期試験の範囲に組み込んでいる高校もあります。

(ちゃんと聞いている人は、そんなに多くは有りません。)

センター試験のリスニング問題を集めたサイトも有ります。

本気で、リスニングを克服したい人は検索してみてはいかがでしょう?

数学の学習

目指す大学にもよりますが、受験レベルの数学と学校の定期試験の数学では差があります。

しかし、基本が出来ていないと応用など解ける訳がありません。

初めは、フォーカスゴールドの星3までやってもらっています。

特に数学が苦手な生徒さんは、フォーカスゴールドの星2までの例題だけに絞って復習です。

1周終わってから出来なかった問題と星3・4の例題をやっていきます。

ここで学習のペースが遅い生徒さんは、依然やった公式をちゃんと覚えていないこともあります。

そういう場合は、1つの単元を2・3周やってから次の単元に進めば良いでしょう。

フォーカスゴールドも難しい生徒さんは、学校の問題集を使いましょう。

復習中心で進めて、分かるところを増やしているイメージでやってみてください。

数学の基礎がある程度できている人は、受験向きの教材を使っても良いです。

但し、受験向きの本を使うときは要注意!

解答が洗練されすぎていたり、途中が省略されていたりすることがあります。

現代文の学習

「現文って勉強のしようがないんじゃない?」

教室の生徒さんからよく聞くセリフです。

こんなことを言う生徒さんは、もちろん現代文が苦手です。

一方、現代文が得意な生徒さんは

「現文て勉強しなくっても出来るっからいいよね。」

でも、もともとは現代文が苦手でも得意になった生徒さんもいます。

そんな生徒さんは、自分でリサーチして教材を選んで勉強していました。

シグマの方でも勧めている教材があります。

”出口の現代文レベル別問題集”です。

その名の通りレベル別になっています。

現代文が苦手な生徒さんには、一番簡単なものから解いてもらっています。

それ以外の教材としては、Z会や田村などもあります。

ほかにもいろいろありますが、問題を解くプロセスをきちんと解説している本をお勧めします。

ただ解くだけならば、それまでと何ら変わりがないはずです。

”どうしてそうなるのか?”を理解しないと出来るようにならないのではないでしょうか。

古文の学習

大学入試の古文、トップ層は得点源にしています。

まずは、文法

めんどくさいですが、助動詞の活用も全部覚えないといけません。

それとともに、単語も入れないといけません。

殆ど、英語の学習と一緒です。

だとすれば、文法を早い段階で理解しないと読解が上手くできないということです。

教材としては、河合塾のステップアップノートで十分です。

何周か回して早く頭に入れましょう。

単語は、”ゴロゴ”を勧めています。

表紙に抵抗感がある方は、他の本でも勿論構いません。

計算

数学だけでなく、理科でも計算があります。

計算ミスが多い生徒さんもよく見かけます。

ミスは、なくせばいいだけのことです。

しかし、自分で意識してなくそうとしないとなかなか減りません。

易しめの計算を毎日やることをお勧めします。

時間を決めてやった方が良いです。

特別に計算問題集を購入する必要はありません。

自分の持っているものを使ってやりましょう。

朝がお勧めです。

科学の計算では、有効数字を意識して勉強を進めてください。

暗記

暗記を馬鹿にすると受験前になると大変な目にあいます。

それは、一度に大量の情報を覚えることが出来ないからです。

記憶には、短期記憶と長期記憶があります。

短期の記憶は、脳の海馬に蓄えられます。

短期の記憶のままだとやがて忘れてしまいます。

忘れにくい長期の記憶に変換するには、復習が欠かせません。

復習は、5回ぐらいは必要です。

特別なテクニックを使うと回数を減らしたりもできますが、全部のものにテクニックを使うのはかえって大変かもしれません。

例えば、脳の海馬のそばに扁桃体というものがあります。

扁桃体は情動的な出来事に関連付けられる記憶の形成と貯蔵における重要な役割を担うと言われています。

簡単に言うと感情を伴った記憶は忘れにくいということです。

ずっと昔のことでも、とても怖かったことを鮮明に覚えていたりしませんか?

うれしい、悲しいなどいろいろな感情と覚えたいことを結び付けると覚えやすいのです。

でも、全部の事項に感情を付けるのは大変ですね。

感情を使わずに忘れにくい記憶を作るのにはマインドマップを使うのもお勧めです。

マインドマップは、作成するのに時間がかかりますが完全に覚えるまでのトータルの時間で考えると短くなるはずです。

シグマの教室でも、何人かの生徒さんにマインドマップを使ってもらいました。

ほとんどの生徒さんで効果が見られます。

中には、劇的に得点が上がる人もいます。

苦手科目は早めに無くそう

苦手な科目って後回しにしがちです。

それを続けていると、受験に間に合わなくなります。

そうならないようにするには、苦手を早めに潰すしか有りません。

「なんだか分かりにくいな?」

と感じたら、すぐに対応するのがお勧めです。

それが出来なかったら、苦手が表面化している筈です。

本格的に苦手科目対策をするのは、長期のお休みもチャンスです。

 

今のところそんなに勉強していないけど、そろそろ大学受験に向けて勉強したい人募集中です。

オンライン授業にも対応しています。

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