いままで、センター試験対策は生徒さんにある程度任せてきました。
しかし、今年は様相が違います。
なんといっても共通テストの衝撃・・・
制度が切り替わる年は、そんなに難しくならないと勝手に思っていたのですが、まったく・・
キッチリ対策を取らないと、ちゃんとした点数が取れそうもないです。
数学1A 57.68⇒37.96
数学2B 59.93⇒43.06
生物基礎 58.34⇒47.80
化学 57.59⇒47.63
生物 72.64⇒48.81
日本史B 64.26⇒52.81
上に記載したのは、令和3年のセンター試験と令和4年の共通テストでの平均点の変化です。
理系科目の難化が目立ちます。
「首都圏の国立大学は、2次試験重視の所が多いので共通テストは足切りラインを越えればよい。」と考えていた生徒さんが多かったです。
でも、これだけ平均点が下がればちゃんと対策を取らないと足切りラインも危うくなりそうです。
これからできる共通テスト対策
過去問は?
平均点がセンター試験とそんなに変わっていない科目であればセンター試験の過去問を解くことも有効です。
しかしながら、数学などは??
センター試験の過去問は、豊富に有ります。
使えそうな科目は、過去問をやっておいた方が良いでしょう。
急に難易度が上がった科目に関しては、有効性に??が付きます。
共通テスト模試の問題集
共通テストに合わせた問題集と言うものが有ります。
これであれば今年の共通テストのレベルも考慮されているのでよさそう?
いやいや、問題の難易度がまちまちで微妙なところがあるそうです。(生徒談)
どうしても、急にレベルが上がったので対応が難しいですね。
次回の共通テストは、センター試験レベルまで戻るかもしれませんし。(私は、そんな風には考えておりません。)
時間内にどうやって解くか
共通テストの平均点が一気に下がった原因の一つが、そのボリュームに有ります。
制限時間内に解き切るのが困難な科目もちらほら
そんな科目でよく出る問題は、解き方に慣れておかないといけません。
数学であれば、データ処理の問題などです。
散布図のドットを数えるのに時間が掛かります。
Q1、Q2、Q3などの計算も大変です。
必要最小限の作業量で解答が導けるようなやり方が望ましいです。
大手の書店では、共通テストまでのカウントダウンが表示されるようになりました。
何らかの形で共通テストを利用する受験生の方は、しっかりと準備しましょう。