インプットとアウトプットどちらが大事なのか?
時々、聞かれます。
「どっちも大事だよ。」と答えることが多いですが・・・
インプット
インプットの役割
インプットの役割としては自分の知らない知識を覚えていくことにあります。
自分が知らないことを覚えていくことによって、知識の幅を広げることができます。
特に、初めて学習することについては知らないことだらけです。
そういった時には、はじめに基礎知識を覚えていかなければ始まりません。
木にたとえれば、幹となる大事なことを最初に覚えて、それから枝葉になるもっと細かいことを覚えていきます。
この過程を通じて必要な知識が身につきます。
どうやってインプットする
インプットのやり方は様々です。
ひたすら読む
紙に書く
マーカーを引いて赤シートで行く解除
実際に問題を解きながら理解しながら覚えていく
動画を見ながら覚える
自分で声を出して読みながら覚える解除
自分に合ったやり方を選択しましょう。
何時インプットする
基本的に何時インプットしても構いません。
しかし、インプットに適した時間というのがあります。
それは寝る前です。
寝る前30分は、記憶のゴールデンタイムと言われています。
知ってる人は知っています
知らなかった人は、必ず忘れないでください。
学校では、休み時間にちょっと復習して覚えることも大事です。
また、授業中に覚えてしまうことができればもっといいです。
家に帰ってから、その日学校でやったことをノート見ながら復習して覚えていくことが有効です。
こういった日々のちょっとしたことの積み重ねが、あなたの学力向上につながります。
どれだけインプットする
インプットすればそれは知識が増えますが、いっぺんに大量の知識を詰め込んでも覚えてません。
覚えるのであれば、ある程度毎日コンスタントに一定の量を頭に入れて行った方が良いです。
単語であれば毎日20~40個
毎日百個覚えるって人もいますけども、それだと忘れるスピードがかなり早いのであまり効果的ではないです。
もちろん、大学入試前にどうしても単語の知識が足りないのであれば、毎日百ぐらい覚えていく必要もあります。
そうでない学年の生徒さんの場合は、毎日20~40個コンスタントに覚えたほうがいいです。
数学とか理科の公式に関しては、関連性があるものをまとめて覚えてもいいんです。
関連性がないものであれば、それをいっぺんに覚えてもすぐ忘れてしまいます。
一つの公式をちゃんと覚えようとしたら、その公式を使った問題を難問か解いてみましょう。
実際に公式を使いながらの方が覚えます。
一度に大量にインプットするってことは避けるべきです。
どれだけの量を一度に頭入れることができるか?
これは人によって個人差があります。
だから、自分で可能な分を判断してそれを毎日に割り振って覚えてください。
効率的にインプットするには
効果的にインプットするには、やり方を工夫した方がいいです。
特別なやり方もありますけども、基本的には復讐のサイクルおちゃんと考えましょう。
忘却曲線というのがあります。
忘却曲線の知識があるといつ復習すればいいのか分かります。
基本的には覚えたら
すぐ
1日後
1週間後
1か月後
2 3カ月後
です。
人によって覚えやすいやり方が有ります。
目からインプットするのがいい人もいます。
耳から入れたほうがいい人もいます
動画のほうが覚えるという人もいます
読むだけじゃなくて実際に手を動かしながらの方が覚える人ももちろんいます。
自分で自分の特性を考えてインプットの方法を変えてみましょう。
科目別にやり方が変わってももちろん構いません。
大学受験に必要な知識を効果的にインプットするそれだけの作業ですので・・・
アウトプット
アウトプットの目的
なぜアウトプットするか?
これはちゃんと知識が定着しているかどうかの確認というのがまずあります。
インプットしただけでちゃんとアウトプットしてできるかどうか確認しないと、実際の試験の時に思い出すことができません。
ということは、当然試験で正解することができないということです。
正しい知識を試験で試験の答案用紙ちゃんと記入することができるようにならないといけません。
だから、自分の知識がそこまで定着しているかどうかの確認ということがアウトプットの目標目的になります。
さらに知識思い出すという過程において、知識の定着が図られます。
記憶の強化には、覚えるよりも思い出すということの方が大事になります。
間違えた問題の解き直し
数学や理科の問題間違えた問題を解き直すことによって正しいやり方を身につけることができます。
これをやらないで定期試験などで高得点を取ることはまず不可能です。
一度勉強しただけで出来る様になる人います。
ただ、それは例外的です。
一般の人は、間違えた問題を何度も解き直してちゃんと自分でできるまでやり直した方がやりの人が普通です。
解き直しは、普段の勉強でもやります
定期テストの解き直しも大事です。
模擬試験の解き直しは絶対です。
受験期においては過去問の解き直しはマストです。
出来なかった問題を何回も撮り直して自分でちゃんとできるようにすることが大事です。
小テスト
学校で行われる小テストを上手く利用しましょう。
範囲が狭いので、ちょっと勉強すれば満点近く取れます。
英単語の小テストをやっている学校はとても多いです。
市販の単語集配布されていてそれの中から小テストが出されることが多いです。
これも毎回満点を目指して勉強すると知らないうちに語彙の力がついてきます。
自分でなかなか単語を覚えたいっていうことができないのであれば、学校の後遺症テストで毎回満点を取ることを目指しましょう。
数学の小テストが行われる場合も同じです。
問題は簡単で試験範囲も狭くなってます。
だからこれで毎回満点がとれるように自分で勉強しましょう。
学校によっては、小テストも平常点に入ります。
定期テスト
定期テストは、アウトプットの最たるものです。
自分がちゃんとインプットできるかどうかが定期テストの点数に反映されます。
高得点が取れるのであれば、自分のやり方がちゃんとしてると言うことです。
得点がとれないのであれば、自分のインプット勉強の仕方があまりよくないということです。
それよりも学習量が足りないということになるかもしれません。
大事なのは、定期テストの結果が出たらそれに対して反省し対策をとることです。
点数が低いと嘆くだけではなく、どうしたら点数を上げることができるのかと考えて実行することの方が大事です。
自分なりに改善を図ることによって、自分の学力を上げる方向に持っていくことができます。
模擬試験
学校によっては定期的に模擬試験を受けるようになっています。
中学生だとそんなにはないですけども、高校生だと各学期に一回業者の模試を受けるようになってたりします。
こういった模試だと全国レベルで行われますので参加者が多くなります。
そうすると全国の中での自分の学力の位置付けというのができます。
大学入試では全国の受験生との競争になります。
それを高校在学中にのおいて試すことができるわけです。
といっても、高校一年生とか二年生の段階での判定をそんなに気にしなくてよいです。
今、偏差値が低ければ高くするように努力すればいいだけです。
偏差値が高い人は、それをキープするために何をすればいいのか考えましょう。
油断するとあっという間に落ちてしまいます。
中高一貫生は、インプットとアウトプットのどちらを重視すべきか
中高一貫性はインプットとアウトプットのどちらを一部始終すべきか?
どちらかというアウトプットだと思います。
なぜかというと、生徒さん見てるとみんなインプットの方ばかり重視しているからです。
アウトプットを嫌う生徒さんというのが非常に多いです。
復習しないと知識の定着が計れません。
それは、一回勉強しただけで出来るようになる人がほとんどいないって事を考えればわかることです。
初めて学習する内容についてはインプットするのは当たり前です。
そうでない内容に関しては、一回勉強した後に何回も復習しなければいけません。
復習の時にアウトプットを意識した学習性をする必要があります。
初回のインプットと同じようなことを繰り返しましょうかありません。
ちゃんと自分でちゃんと覚えてるかどうかを確認しましょう。
インプットもアウトプットもどちらも大切です。
でも、アウトプットをおろそかにしないということを声を大にして言いたいと思います。