
普段からいろいろな問題集を使っている筈です。
でも、それがどれだけあなたの学力を伸ばすのかを考えて選んでいますか?
間違った教材を使うと効率が悪くなります。
では、どんな教材を選べばいい物か?
自分のレベルに合っている
問題集選びでよくある間違いが、難しい問題集を選ぶということです。
自分の実力以上の問題集を選ぶと、解説を読んでも分からない問題がたくさん出ます。
そういった問題集を解くとすごく時間がかかる上によくわからないので効率が非常に良くありません。
だから、問題集は自分のレベルに合ったものが望ましいです
では、自分のレベルに合ったものはどういったものが良いのでしょうか?
それは、半分ぐらいの問題がわかりそうなものです。
本屋さんに行ったら、自分の学年・学力・学習状況などを考慮して何冊かピックアップしましょう。
その上で、実際に問題集を手に取って内容を確認して、なんとか自分でやれそうなものを選んでください。
背伸びして難しい問題集を選んでもいいことはありません。
本当に焦る気持ちはありますけれども、一個ずつちゃんと理解した方が結局は早く理解できます。
自分の学習目標に合っている
自分の学習に目標に合っている問題集である必要が有ります。
基礎固めをやりたいのに、受験用の問題集を選んでも効果がない当たり前です。
だから、今の段階で自分がどういう目的で学習するのかということをまず決めなければいけません。
そのために必要なものはどんなものでしょうか?
そういうふうに考えて問題集を選びましょう。
ただ本屋さんに行って、なんか綺麗だからなどという感じで選んでもうまくいかないです。
学習目標というのは、受験か補習かっていうのもあります。
復習用ならば受験用の教材とはちょっと違うこともあります。
もっと細かく言うと、英語などであれば文法をやりたいのか構文やりたいのか長文をやりたいとかそういったものによっても変わります。
志望校ある程度決まってる人については、私立向けの問題集とか国立の問題集とかそういった分類でも選び方が変わってくると思います。
解説が充実している
解説が充実しているというのはとても大事です。
というのは、問題集は自分で学習します。
その時に、出来なかった問題は解説を見て理解しようとします。
その解説が分かりにくいと、全く先に進みません。
理解不足のまま先に進むと、その先に行ってもあやふやな理解のままです。
一つ一つ確認しながら進めないとちゃんとした知識になりません。
なるべく解説のが沢山載ってる問題集が望ましいです。
問題とその答えだけ載っているような問題集はあまり勧められません。
昔はそういうものが多かったですが、書いていない部分は自分で考えなければいけなかったのですごく時間がかかっていました。
今はそんな感じじゃなくて、解説が別でついてたりとか非常に親切になってます。
場合によっては、動画での解説致します。
そんな詳しい解説があるのであれば、それを使わない手はないです。
一つ一つの問題をきちんと理解するということ
それが一番大事なことを覚えておきましょう。
バランスが取れている
ここでバランスっていうのは前に使った教材の整合性です。
前に使っていた教材と同じような問題集を使ってもそれは意味がありません。
だから、前に使って問題集よりもちょっとだけ難しいとかほかの分野のものを使わないといけないですね。
そうなるためには、自分の学習計画というのはやっぱり必要です。
自分の学習計画に沿った問題、今やるべきことは何なのかということをちゃんと理解した上で選ばないといけないわけです。
評判が良い
ちょっと調べれば、いろんな問題集のお勧めと言うのが分かります。
例えば、”大学受験 英語”とかで検索するといろんな問題集が出てくるはずです。
でも、それが自分に合うかどうかっていうのは分からないです。
買ってから後悔したくはないですね。
参考にするべきは以下のあたりか?
学校の先生の推薦
先輩の推薦
友達がいっぱい使ってる
塾の先生の推薦
ウェブで評判がいいもの
アマゾンの書評も参考にしましょう。
とにかく、各科目ある程度お勧めの問題集というのは決まっています。
あまり定番から外れない問題を選んだ方がいいと思います。
一冊選んでそれを反復して学習したほうが効率がいいのは当然です。
継続しやすい
継続しやすいものは何か?
例えば、英単語覚えるのに電車の中でやったりする人もいますね。
もしも使っている英単語集がものすごく大きなもので持ち運びにくいものであると電車の中で覚えることができません。
そうすると家でしか出来ないので、なかなか勉強しないことになります。
だから、ほんのサイズっていうのもこの場合は大事になります。
英単語集などは、小さいサイズで持ち運べる物が望ましいです。
それ以外に継続性に関しては、管理表がついているものが良いです。
何月何日にやって出来たか出来なかったていうのを表形式でまとめることができるものがあります。
例えば、フォーカスゴールドには章の最初の方にそういう表がついています。
表を埋めていくと、自分の勉強の管理ができるようになります。
そうでなくても実際にやった日付を問題集の上の余白に書き込んだりとかそういう工夫しても良いと思います。
でも、やはり管理表ががあった方が使いやすいです。
定期的な見直し
問題集を選んでもそれが絶対決まってるというわけではありません。
定期的な見直しが必要です。
それには、大学受験に向けての自分のロードマップロードマップなければ見直しもできません。
ロードマップに沿って自分が使う問題集をある程度決めておきましょう。
その時期と自分の学力を対比させて、どんな問題集を使うのかってのを決めていくわけです。
以上、問題集について書いてみました。
自分が使う問題集の選択は慎重にしましょう。
長く使うものですから・・・・
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