会場模試

模擬試験受けてますか?

会場模試

学校単位で強制的に受けさせられる学校も多いですね。

でも、そうでないと自分で申し込まないといけません。

ところで模擬試験って何のために受けるのでしょうか?

ちょっと考えてみました。

①雰囲気に慣れる

②その時点での自分の実力を知る

③自分の学力の伸びを見る

④受験校の出題傾向に慣れる(東大模試等)

⑤刺激を受ける

⑥受験校を決める

①雰囲気に慣れる

試験会場の雰囲気は、独特です。

学校で受ける模試でなく会場模試だと周りが知らない人ばかりです。

何故か周りが自分よりも頭が良いように見えてしまうものです。

精神的に弱い人は、雰囲気にのまれたりすることも有ります。

でも、本番の受験では知らない人が周りにいるのが当たり前です。

どんな状況でも実力を出せる様にしておかないといけません。

そんな意味で模擬試験はとても役に立ちます。

会場に入ってからの準備なども一度経験しておいた方が良いですね。

とりあえず、一度でもやったことがあると安心できますからね。

②その時点での自分の実力を知る

模試を受ける最大の目的が、自分の実力を知ることではないでしょうか?

便利なもので偏差値を見ると自分の全体でのポジションが分かります。

得点ではなく見るのは偏差値を見ていきます。

それは、模試の難易度によって平均点が全く違うからです。

ただ、ここで気をつけなくてはいけないことがあります。

模試の種類によって偏差値の基準が違うことです。

これは、母集団が違うことに原因があります。

ですので、中学受験を経験した方は高校受験用の偏差値を見ると違和感を覚えると思います。

中学受験用の模試は、中学受験を目指す人が母集団です。

だから、当然ながら普通の小学生よりも学力レベルが高くなっています。

それに対して、高校受験用のV模擬などの模擬試験は公立の中学生が母集団です。

偏差値の基準が違うのも当たり前ですね。

③自分の学力の伸びを見る

定期的に模擬試験を受けている人は、自分の学力の推移をみることが出来ます。

上がったり下がったりが普通です。

全体的な傾向を見ましょう。

上昇傾向ならばよいとして、下降傾向だとちょっと考えないといけません。

学習量は、十分か?

やり方はどうか?

特定の分野が出来ていないなら底の部分の復習が必要になります。

受験生だと判定も出ますが、余り一喜一憂しない方が良いです。

あくまでも目安です。

④受験校の出題傾向に慣れる(東大模試等)

高校3年生になると受験校に特化した模試が有ります。

こうした模試は、問題の出題傾向を分析して作成していますので大変参考になります。

東大模試で出題された問題と似た問題が本番で出たことも有ります。

まあ、そういったケースは少ないでしょうが時間配分や問題を解く順番など色々と役に立つことが多いです。

受験校が決まっている人は受けるべきかと思います。

⑤刺激を受ける

中だるみの生徒さんは、この目的で受けてもいいと思います。

とくに、学校のレベルがそんなに高くない場合は・・・。

学校での成績が良くとも模試になると全く歯が立たないことも有ります。

近所の女子校の場合は、校内の基準と全国の基準とで20位違っていたそうです。

校内順位は、全くあてにならないということがあるのです。

大学受験は、全国の受験生との競争です。

自分がまだまだなことに気が付くことは、大切ですね。

⑥受験校を決める

模試を受けると現時点での実力相応校などを自動的にピックアップしてくれます。

受験校が全く思い浮かばない人は、このあたりも参考になります。

ただ、あくまでも現時点ですのでなるべく上の方の学校を目指しましょう。

知らない学校なら、自分で調べてもいいでしょう。

自分から動くことで受験モードに入っていきます。

 

以上、模擬試験についてでした。

模擬試験をうけたらすぐに復習することを忘れずに。