マインドマップというものをご存知の方は、どのぐらいいるのでしょうか?
個人指導シグマは、学習にマインドマップが使える大変珍しい教室です。
文京区内の中高一貫校の中学2年生の生徒さんが、マインドマップを使って理科の中間テストで91点をとってきました。
社会でもマインドマップを使っていたのですがそちらの方は、まだ答案が返却されていません。
ちなみに個人指導シグマの教室で教えているのは英語と数学です。
マインドマップに関しては、やり方を教えて自分でやってもらっています。
会員専用ページで基本的な書き方を動画で学習するようにもしています。
マインドマップとは
マインドマップは、イギリスのトニー・ブザンによって作られました。
日本では、神田昌典氏などによりブームになったのでご存知の方も多いかと思います。
ビジネス向けの使い方を紹介されることも多いのですが、本来は学習向けに開発されたものです。
いっけんするとただの落書きのようにも見えますが、脳科学や認知心理学の考えも入っています。
なぜ記憶しやすいのか
マインドマップの書き方には、ルールがあります。
ルールに沿って書いた方が効果が得られやすくなります。
文章を階層状の構造に分け、キーワードだけをブランチの上に書きます。
そうすると情報が整理され言葉と言葉の結びつきがはっきりします。
関連付けて覚えるのはとても大切です。
言葉を単独で覚えても後で思い出そうとするときになかなか思い出せないのです。
さらに色やイメージを多用するので頭が刺激されて記憶に残るのです。
記憶術
マインドマップ自体でも記憶に残りやすくなります。
それに記憶術のテクニックを加えるとさらに覚えます。
記憶術を大きく分けると、ストーリーで覚えるやり方とイメージを使う方法とがあります。
イメージを使う方法は主に右脳を使った記憶です。
これを上手く使えるようになると膨大な情報を早く確実に覚えることが出来ます。
テクニックだけでも40ケタの数字を5分もあれば覚えられます。
社会の年号などに使えばどうなるかはお分かりだと思います。
個人指導シグマでは、記憶術も指導しています。
マインドマップと併用していけばより効果的です。
注:本格的に使うにはトレーニングが必要です。
マインドマップはどんな科目に向いている?
マインドマップは、暗記系の科目の学習に向いています。
ということは、社会や理科がメインとなります。
さらに何かをまとめる作業にも向いています。
小論文や国語にも使うことが出来ます。
特に文章を作る際は、マインドマップで全体の構成を考えてから取り掛かると非常に書きやすくなります。
AO入試の対策でもよく使うところです。
一方、計算主体の物に使っても意味がありません。
ということで、数学ではほとんど使いません。
英語にも使うことが出来ます。
英単語は派生語を含めて覚えていくと効率が良いです。
教室では、速読英単語と言う単語集を勧めています。
速読英単語の中身をマインドマップにしてイメージを貼りつけていますので楽に単語が覚えられます。
マインドマップは将来役に立つ
暗記に強いマインドマップですが実は勉強だけに使えるわけではありません。
個人指導シグマの生徒さんたちが社会に出たときにマインドマップを使う事を想定しているのです。
・問題点を見つける
・発想する
・大人数の意見を調整する
・解決策を考える
・メモをとる
などなど、さまざまな場面でマインドマップが使えます。
マインドマップと言うものの存在を知っておいてもらえれば使う人も出てくるでしょう。
学生の間は勉強に使い、社会に出てからは仕事にマインドマップは使えますよ!