夏期講習5

例年ならば「長い夏休みをどう過ごしますか?」

などと言ったタイトルを付けますが、今年に限ってはそうもいきません。

そう、コロナの影響で夏休みが例年よりも短くなる学校が多くなっています。

今年の短い夏休みどうします?

中高一貫生の夏期講習

2020年の状況

新型コロナの影響で各学校とも授業予定に狂いが生じています。

シラバス通りに学習が進んでいる学校は少数です。

いち早くオンライン授業に切り替えることが出来た学校は、最小限の遅れで済んでいます。

一方、オンライン授業の導入が遅れて、4・5月丸ごと授業がストップした学校ではかなりの遅れが出ています。

この遅れを取り戻すべく夏休みを短くして何とかしようとしています。

しかし、新型コロナがまた拡大傾向にあります。

学校での対面授業がいつまで可能なのかもわからなくなってきています。

学習の遅れは?

学校全体での学習の遅ればかりに目が行きがちです。

個々の生徒さんの学習の遅れもかなり出てきています。

こちらは学習の遅れというよりも理解不足と言った方が良いのかもしれません。

4・5月に学校から課題が出るだけで授業が行われなかった学校があります。

そういった学校の生徒さんは、小テストなどのアウトプットの機会がなかったので受け身の授業に終始していました。

人によっても違うでしょうが、インプットだけの学習ではなかなか身に付きません。

インプットしてアウトプットしないと正確な知識が付かないです。

夏休みにやるべきこととは?

一般的に言って、夏休みはそれまでの積み残しを解消する時期に当たります。

ですので、復習中心になります。

学校の宿題は、もちろんやらないといけません。

それ以外にどれだけやれるかで2学期以降の学習に響いてきます。

学校の宿題すらやらない人も中にはいます。

そんな人は、問題外ですね。

大学受験前になって後悔しても時間は取り戻せませんよ!

短い夏休みをどう過ごすべきか

今年の夏休みは、例年よりも短いですね。

一番短い学校では、10日位の所もあると聞きました。

大体の学校では、2週間から3週間ぐらいみたいです。

これだけ短いと例年通りのやり方は、通用しないかもしれません。

学習に充てることのできる時間が少ないのですから絞り込みが必要です。

学校の宿題

学校の宿題は、削ることが出来ません。

出たものは、やるしかありません。

でも、それを利用することは出来るはずです。

学校の宿題は、すでに学習したものから出るのが殆どです。

という事は、復習を兼ねて学校の宿題をやればよいのではないでしょうか?

自分が分かっている範囲はさっとこなし、理解が不十分な分野はじっくりと取り組むのはどうでしょうか?

自分の勉強

自分で自覚している課題があるはずです。

何も考えてないとそんなものもないのかもしれませんが。

短い時間で何とかするには、科目を絞り込むことも必要となります。

取り敢えず、一つか二つの科目に集中するです。

一つ終わったら新しいものを追加したらどうでしょうか?

たくさんの科目を同時併行して学習するのは、今年に関しては問題が生じる可能性があります。

予習

予習は、優先順位としては最後になります。

でも、予習をしておかないと2学期以降に大変なことになる人がいます。

部活が忙しい人がこれに当てはまります。

ただし、今年は部活そのものがなかったりするので例年のケースには当てはまりません。

部活以外では、学校の授業では理解できない人が当てはまります。

少しでも予習しておけば、余裕をもって授業に臨めます。

授業での積み残しが少なくなれば、復習も楽になりますね。

 

短い夏休みですが、工夫次第で学習効果が変わってきます。

個人指導シグマでは、オンラインでの夏期講習を利用できます。