進路

「うちの子は夢がなくって・・・」

「将来何したいのか分からない。逆に、何やればいい?」

どこかで聞いたことありませんか。

うちの教室でも生徒や父兄と話しているとよく出てくるセリフです。

中学生ぐらいだと、自分が将来やりたいことなど決まっていることの方が少ないです。

それが高校生になると、好むと好まざるとにかかわらずある程度決めないといけなくなります。

学校でも適性検査などをやってくれるところも多いです。

最初に決めないといけないのは、文系理系の選択です。

何も決まっていない人は、数学が出来るかどうかで選ぶことも多いです。

文理選択の話をしていると、子供を理系に進学させたい親御さんが増えているように気がします。

かつて人気だった文系資格は

かつては、文系でも弁護士・公認会計士・税理士は高収入が見込まれる職業でした。

当然、希望する人も多くいました。

所が今では、かなり様変わりしています。

特に弁護士さんは激変ですね。

司法試験改革により合格者3,000人などと言う数字が出てきてからの話です。

実際に司法試験合格者は、激増しました。

一方、訴訟社会の到来を見込んでいたのに裁判自体はそんなに増えません。

という事で、弁護士が余るようになりました。

事務所に所属できない弁護士さんも出てきて、平均年収が激減です。

勿論、顧客をちゃんと抱えているところは安泰です。

このような経緯で弁護士はロウスクールまで通って取ってもそれに見合う収入が期待できる職種ではなくなりました。

当然、人気も下がります。

公認会計士・税理士に関しては、年収が20パーセント以上低下したとのデータがあります。

賃金基本統計調査によると2010年に約870万円だった年収が2019年には約621万円とかなり減っています。

特に30歳以下の若年層が低いようです。

という事は、せっかく試験に勉強しても開業するのが厳しいという事になります。

こんなことも人気が低下している理由になります。

もっとも、文系学部では資格を取る人よりも普通に就職する方が多いです。

こちらも高給で知られた金融系が社員数を削減しているのが新卒採用にも徐々に影響を及ぼしているようです。

文系の学部がこういう状況なのは、皆さんご存じなので理系人気が上がるのももっともかと思います。

理系資格で不安定になったものも

理系も医学部は安定の人気ですが歯学部は敬遠されつつあります。

それは何故か?

”コンビニより多い歯医者”

なので当たり前ですね。

患者数がそんなに増えないのに歯科医院が増えたら1つの歯科医院あたりに患者数が減るのは当たり前です。

文系の資格と同じで需給のバランスが崩れてしまっています。

私はどんな仕事を目指せばいいの?

基本的には、自分が好きなもの興味があるものです。

特に好きなものもない人もいます。

そんな人には、決まって同じようなアドバイスをしています。

”成長産業に進みなさい!”

これから伸びる業種ならば、会社が無くなるリスクも相対的に低いはずです。

新しい分野であれば、仕事をしながらスキルを身に付けて独立や転職も出来るようになります。

逆に衰退産業を選ぶと、自分の意思にかかわらずリストラの憂き目にあったりすることも考えられます。

かつて、”鉄は国家なり。”

と言われて、鉄鋼メーカーは大人気の就職先でした。

それが、鉄余りの時期に来るとリストラや合併の話ばかり聞こえてくるようになりました。

最近でも新聞社の不振の話が出てきています。(7・8年前にうちでバイトしていた東大生はA新聞に就職したけど元気でやってるかな?)

成長産業ってどれ?

何が成長する業種か?

時々聞かれます。

これから10年ぐらいまでは、何が成長産業なのかは大体わかります。

でも、そのあとは自信をもって言えないです。

だから、自分で調べて考えるように言っています。

成長する国の予想もいろいろな本で出ているので参考にすればいいと思います。

日本についても書かれていますが、日本の未来は・・。

とにかく、自分で納得がいくまで調べて決断することが大事です。