体系数学1 代数

体系数学コース

個人指導シグマでは、中高一貫の中学生の数学と言えば体系数学ばかりです。

毎日体系数学を使っていますので、お勧めの学習法もあります。

今日は、それの基本的なものをご披露したいと思います。

体系数学を使っている中学1年生がつまずく所

代数

中学1年生の代数では、方程式の文章題がつまずきやすいところです。

中学受験のテクニックで解けないことは有りませんが、難しくなるとちゃんと方程式を立てた方が簡単です。

不等式も学習しますが、方程式がちゃんと理解できていればそんなに問題ありません。

進みが速い学校では、関数の所も学習します。

関数は、つまずきやすい単元です。

変域などでグラフを書かずに横着をしていると、理解が浅いままで推移します。

幾何

立体の体積表面積は中学受験でさんざんやった所です。

でも、苦手な人が多いです。

三角形や平行四辺形の証明も苦手な人が沢山出ます。

証明の書き方を早めに身に付けないとだんだん分からなくなります。

体系数学を使っている中学2年生がつまずく所

代数

二次方程式の単元は、それまでの計算が出来ていないと大量失点しやすいです。

文章題は、連立方程式までの文章題が解けていればそんなには苦労しません。

ここまでは、計算力勝負です。

二次関数になると、関数苦手な人は落ちていきます。

一次関数と二次関数両方の理解が必要です。

応用問題は、面積がらみで幾何の知識も必要です。

等積変換の応用が解けない人も多いです。

幾何

の単元は鬼門です。

角度を出すだけならばなんとかなっても、証明問題になるとお手上げになる人も多いです。

円の単元と言ってもそれまでに習った内容をフルに使って解くような問題も多いので大変です。

問題集の解答を見ても分からない問題も出てきます。

おススメの学習法

個人指導シグマは、中高一貫専門の個人指導

だから、必然的に体系数学を使っている生徒さんに対する指導が多いです。

日常的に指導している側からお勧めの体系数学学習の方法を!

復習

学習の基本は何と言っても復習です。

体系数学であれば、体系問題集の一度できなかった問題に印をつけておきましょう。

それを、 2度3度と繰り返し勉強してきます。

最初は、まったく意味が分からない問題でも、何度もやっているうちに理解してきます。

復習の間隔は、色々あります。

とにかく、定期試験までにきちんと解答が書けるようにすればいいのです。

体系数学で高得点を取っている生徒さんに聞くと、3回ぐらいが多かったです。

2回だと、まだ取りこぼしが有るとのことでした。

この辺りは、個人差が有りますので一律には扱えません。

とにかく、反復練習は欠かせません 。

これが一番効果的で点数が上がりやすい勉強法です 。

テストまでに体系問題集が全部もできるようにやってみてください。

一度やってみれば、その効果が実感できると思います。

この反復練習が一番のお勧めです。

体系数学だけに限らず、勉強全体に言えることです。

予習

予習と言っても数学が苦手な人は苦痛でしか有りません。

そんな人でも出来そうなやり方は

教科書を読む!

たったこれだけです。

人間ですので、まったく知識が無いものに関しては抵抗が有ります。

少しでも聞いたことが有ったり知っているものならば、注意を向けて聞こうとします。

勿論余裕がある人は、事前に問題を解いておくのも良いです。

ある程度 予習しておくと 学校の授業について行きやすくなります 。

人間は、自分が関心があることや知っていることについては、興味が湧くので授業を聞こうとします。

そうではなく、全く知らないこと・新しいことに関しては、最初にわからないと途中で聞くのをやめることもあります。

こんな経験のある人は、結構います。

知識を少しでもいいから早い段階で入れておけばいいんです。

基本的な問題が解けるぐらいの知識があればいいと思います。

試験で高得点を取りたいのであれば、 もうちょっとやってもいいです。

予習で体系問題集をやっていると、テストの際に提出となっても慌てることもないので、 試験勉強に集中することができます 。

帰宅後

数学の授業があった日は、帰宅後にノートの見直しをやりましょう。

取り敢えずノートを見て、授業を思い出そうとしてください。

何も思い出せないのならば、理解度はかなり低いと言えます。

そうでなく、ある程度思い出せたら知識が頭に残りやすくなります。

ここで、分からなかった個所を自分で考えると学力UPに繋がります。

さらに、何問か問題を解くとさらに記憶がよみがえります。

授業に合わせての問題演習

時間があるときに、学校の授業の進みに合わせて問題集を解きましょう。

どうせ、課題提出になる筈ですので早くやった方が良いです。

問題演習を進めながら、理解を深めてください。

出来なかった問題には、必ずチェックを付けておきましょう。

この際の問題演習は、復習が前提です。

後で復習することを前提にして、 どんどん 問題を解いていきましょう。

 出来なかった問題で解答を見ても理解できない問題については、付箋を貼っておきましょう。

自分にとっての問題点をハッキリさせるためです。

付箋が貼られた問題は、何とかして定期試験までに理解しないといけません。

学校の先生や友達に聞くなりいろんな方法でなるべく早い段階で理解しましょう。

週末に解けなかった問題のやり直し

週末には、チェックが付いた問題の解き直しをやってください。

同じ問題でも意外と間違います。

全部の問題がちゃんと出来る様になるまで反復するのが理想です。

平時は、時間の余裕がないので解説もじっくり読めなかったりします。

週末は、時間があるので解説もじっくり読めます。

1週間の勉強は、この週末の学習で問題点を解決するのがお勧めです。

1週間ごとの区切りできちんと理解していくと、試験前が楽になります。

勿論、高得点を狙えます。

テスト前は、出来なかった問題に絞って反復学習

上にある手順で勉強してきた人は、テスト前はそんなにやることが有りません。

出来なかった問題の解き直しぐらいです。

その解き直すべき問題数も減ってきている筈です。

数学にかける時間が減らせたら他の暗記系の科目を頑張りましょう。

成績上位の生徒さんは、テスト前に数学はあまりやりません。

成績下位の生徒さんほど、テスト前に慌てて数学の勉強をやっています。

でも、試験までにちゃんと出来るようにはなかなかなりません。

基本科目は、普段やるのが一番です。

テスト前は、暗記系の勉強が出来る様にしましょう。

テストの後

テストを解きぱなしは、あり得ません。

テストの後に友達と遊びに行くこともあるでしょう。

テストの後ぐらいは、のんびりしたい気持ちもあるでしょう。

でも、テストの解き直しは必ずやってください。

テストの問題用紙は、ちゃんとファイルして保存するのが原則です。

テストで間違えた問題だけの解き直しノートを作っている生徒さんがいます。

成績上位者です。

このノートは、あとで自分の財産になります。

動画で勉強する

幾つかの学校では、先生が作った動画で勉強できるようにしています。

知っている所では、豊島岡の数学の先生が予習動画を作ってました。

生徒さんたちは、授業前にそれを見て、授業はいきなり問題演習からスタート

それもグループ学習で、分からない生徒はほかの生徒が教えたりしていました。

動画だといつでも見る事が可能です。

個人指導シグマでも数学の動画サポートを始めています。

生徒さんが間違えやすい問題や、質問があった問題の解説動画を作成しています。

生徒さんは、いつでも何度でもその解説動画を見る事が出来ます。

問題を自分で解いて、解説動画を使って定期試験対策を取った生徒さんは、30点以上点数を伸ばしています。

動画サポートは、自信をもって薦められます。

分からなくなる前にご相談を

体系数学は、中高一貫生用の教材です。

中学3年間の内容を2年で学べるように作られています。

だから、油断するとすぐにおいていかれます。

全く分からなくなってから、お問い合わせいただくことが多いです。

そこまで行くと、ちょっと時間が掛かります。

「最近、分かりきくくなった」と感じたらすぐにお問合せ頂いた方が対応しやすいのが本当の所です。

早めの対応で、事態が深刻になるのを防ぎましょう。

 

個人指導シグマは、中高一貫専門の個人指導

zoomやskypeなどのオンラインにも対応しています。

下のリンクからお気軽にお問合せください。

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