今年に入って「英語の点数が伸びない。どうすれば?」
といった問い合わせを何件も受け付けております。
中高一貫校であれば、プログレス、ニュー・トレジャー、バードランドなどが一般的な教科書です。
状況の確認
初めにやることは、事実関係の確認です。
学習量
英語の学習時間を確認させていただきます。
勉強していないのであれば、学習時間を増やさないといけません。
英語の成績不振の生徒さんの場合は、学習時間が足りないことがほとんどです。
英語は、時間をかければ基本的に点数は取れます。
でも、中には勉強しているけど伸び悩んでいる人もいます。
こういった方の場合は、伸び悩む原因が他に有ります。
学習内容
学習内容も確認させていただいています。
どのような教材をどうやって使って学習しているか?
単に勉強していると言っても、中身が人によって全く違います。
成績が上がるような勉強をやらないといけません。
人によっては、とんでもないやり方をやっていることも有ります。
大体の生徒さんが復習不足になっています。
復習しないので記憶があやふやになってしまうのです。
特に語学は反復学習が有効です。
音読を全くやらずに、ひたすら黙読してる人がいます。
音読やってみてください。
効果が有りますよ!
教材
教材も大事です。
学校で配布されているものを中心にしましょう。
でも、学校では解答が配布されていないこともあります。
その時には、解答付きの教材を用意した方がいいでしょう。
大事なのは、自分のレベルと目的に応じた教材を使うことです。
英語が分からない原因の特定
ある程度事実関係が分かってきたら原因の特定に入ります。
自分が苦手な所が分かっている生徒さんはその範囲をやれば早いです。
でも、どこが分からないのかも分からない生徒さんがいます。
それも、結構な確率で
どこが分からないのか分からない生徒さんは、分からないところを確定する作業が必要です。
一番いいのは、そこまで学習した内容を初めからざっと復習すること。
しかしながら、このやり方はかなり時間が掛かります。
夏休みや冬休みなど時間があるときは良いと思います。
そうでない時はどうするか?
学校の授業の進みと併行して復習を進めます。
学校の授業の内容も学習しますので、当然ながら復習のペースは遅くなります。
目についた苦手分野をモグラたたき的にやっていきますのでどうしても穴が出来てしまいます。
ただ、学校の成績をある程度取りながらだとこのやり方が一番現実的だと思います。
対策をとる
原因が特定できたらそれに対する対策を考えます。
原因が同じでも人によって対策は違うことがあります。
ある人にとっては薬でも他の人には毒になることもあるからです。
とにかく分からないところや出来ないところを理解し出来るようにしないことには出来るようにはなりません。
オセロの黒を白にひっくり返すことをイメージしてください。
実行する
実行がともなわないとすべては絵に描いた餅です。
勉強しないのに成績が伸びるわけありませんね。
実行に際しては、ただやるのではなくちょっとした準備が必要です。
目標の設定
⇩
計画の策定
⇩
実行
⇩
振返り
⇩
フィードバック
⇩
実行
以上の流れになります。
当然のことながらちゃんとやった生徒さんとそうでない生徒さんでは、結果において大きな違いが出ます。
ここでよく問題になるのは、ブラックボックスの存在です。
ブラックボックスとは、生徒さん自身のことです。
「部屋に入って何やっているのか分からない?」
「聞くと怒るから話も出来ない。」
良くありますね。
でも、ブラックボックスのままだといいことはあまりありません。
学習の見える化をしないといけません。
見えない物を見えるようにするには、仕掛けが必要です。
さらに言うとご本人の自覚が必要です。
中高一貫校の英語でお困りの方は、お気軽に個人指導シグマまでお問い合わせください。
オンラインでの授業も用意しておりますので、遠隔地の生徒さんでもご利用できます。
電話:03-5395-0949