ノート術

学年末試験が近づいています。

3月初めの学校が多いので生徒さんは焦り気味です。

歴史などの暗記系の科目で、女子生徒はまとめノートを作ることが多いです。

でも、点数をコンスタントに取れる人とあまり取れない人がいます。

この違いは、何なのでしょうか?

まとめノートを作る生徒さんの学習の特徴

まとめノートを作る生徒さんは、テストの前日までに自分なりのノートをまとめてテスト前日に一気に覚える人が多いです。

まれに、まとめノートを作りながら少しずつ覚える人もいますが少数派です。

男子生徒はまとめノートをあまり作らない人が多いです。

なぜか?

めんどくさいからです。

確かに時間がかかります。

女子生徒は、きれいにまとめます。

それも何色も色を使い分けて。

几帳面な人が多いような気がします。

なぜ点数が取れる人とそうでない人がいるのか?

ご本人たち全員に聞いていないので明言はできません。

しかしながら、何人かに聞いてみてある程度目星はついています。

違いは、考えながらまとめているかどうかではないでしょうか?

ほかのものを転記してきれいに書くだけだとあまり覚えられません。

そうでなく、自分の頭で関連性や構造を考えながらまとめノートを作っている人は覚えやすいのではないかと考えられます。

ちゃんと自分の頭で考えている人は、ノートにまとめながらある程度覚えられます。

思い出すときも一つ思い出せばほかのキーワードも数珠つながりで思い出すことが出来ます。

この辺りはマインドマップを使って学習するのと同じです。

一度に一気に覚えるというやり方も無理があると思います。

問題点

テストノートを作ってテスト前日に一気に覚える生徒さんには問題があります。

それは、試験が終わった後にせっかく覚えた情報が消えやすいということです。

忘却曲線の知識がある方はお分かりでしょうが、短期の記憶を長期の忘れにくい記憶にするには復習が必要です。

テスト前日だけの暗記で高得点を取ったとしても、受験対策につながりにくいのかもしれないのです。

せっかく勉強するならば、受験勉強につながるようにしたほうが労力が少なくってよくありませんか?

ポイントは、少しずつ反復して覚えること!

反復が難しいのですが・・・・

おすすめ

シグマでは、まとめノートは勧めていません。

ただし、反対することもしません。

そのやり方で点数が取れるのならばそれでもいいと思います。

ただ、受験勉強にはつながらないことを理解してやらないといけません。

暗記系の科目の学習法として一番のおすすめは、学校の授業の復習です。

学校で授業を受けたその日のうちにノートを見ながら復習しましょう。

結構忘れているはずです。

できればマインドマップにしてまとめると大変効果があります。

日々の復習を大切にすると成績は上がりやすいものです。

 

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