大学進学

中高一貫校&国立大学付属専門の個人指導シグマ

国公立大学第一志望と私立大学第一志望で、学習法は変わってくるのでしょうか。

初めは、国立も視野に入れながらも私立に絞る生徒さんも多いです。

特に、文系はその傾向が高くなっています。

中高一貫の中学生は

まず、中学生の段階では、ほとんど変わりはありません。

中学生の段階では基本的な学力をつける段階です。

基礎学力は、大学受験だけでなくその後に影響を及ぼします。

だからこそ、全科目きちんとやった方が良いです。

中学校の段階で特定の科目を諦めてしまうと、その後その科目についての知識を必要とすることになった場合に大変苦労してことになります。

ということで、中学校の段階では国立・私立とかあまり考えずに、目の前のテストに集中してテストで上位を目指した方が良いでしょう。

勿論、中学生の間から国立最難関大学を目指す人もいます。

志が高ければ、行動も変わります。

中学生は、topの大学を目指しても良いでしょう!

中高一貫の高校生になると

国立と私立の学習法が変わってくるのは高校生になってからです。

高校2年生から、文系でも理系でも私立文系国立文系コース私立理系国立理系コースさらには医大進学コースなどに分かれている場合があります。

このように学校の方でコースが分かれているのであれば、学習する科目も当然変わってきます。

それを中学校1年生から意識してやるって言うわけではありません。

意識するのは、文系・理系・国立・私立その辺りをきちんと考えなければならない高校1年生ぐらいからではないでしょうか。

高校生1年生の秋ぐらいに、高校2年生からのコースや選択科目の希望を提出しなければいけません。

それによってやり方が大きく変わります。

学校によっては、数学の成績が振るわなかった場合には理系クラスの選択が拒否されることもあります。.

また数学3の選択ができないという学校もありました。

そうなると、その学校でやってない科目については自分で勉強するしかありません。

不可能ではないですけども、ちょっと厳しいですね。

進路について本気で考え始めるのは、高校1年生ぐらいからです。

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さらに高校2・3年は

ほとんどの学校では、高校2年生から文系と理系に分かれます。

これについては文系理系の区別さらに学年によっても違います。

私立文系、国立文系コース、私立理系、国立理系コースさらには医大進学コースなどに分かれている場合があります。

各コースで科目ごとの授業時間数や選択科目も違います。

だから、必然的に学習法も変わります。

文系の場合

国立と私立の学習法の違いというのは共通テストに代表されるように科目数の違いです。

科目数が違うということは、当然ながら学習の幅っていうのが全く変わってきます。

例えば 、私立文系であれば入試科目は通常は英語・国語・社会です。(数学が選択可の学校も)

この3教科に特化して学習を進めればいいのでかなり楽になります。

中高一貫の女子校などでは、この3教科を徹底的に高校2年生3年生で学習しますので現役進学率が高くなっています。

一方、国立文系であると、共通テストをまず受けなければなりません。

共通テストの科目数は、当然、私立文系よりも多いです。

数学・理科基礎科目2科目・社会も2科目必要となります。

さらに情報科目もそのうちに追加されます。

また、数学については通常は数1A・2B 両方必要です。

これだけの科目数をこなしながら、さらに国立の二次試験の勉強もしなければなりません。

生徒さんへの負担はかなりのものになります。

地方の国立大学であれば、共通テストの比重が高いので共通テスト中心の学習方法でも何とかなるでしょう。

しかし、首都圏の国立大学の場合は共通テストの点数は通常圧縮されます。

時には1/5に圧縮される場合もあります。

こういった学校の場合は、共通テストの比重は当然低くなります。

本当の合否を決めるのは、2次試験の出来

また、関東圏の国立大学の2次試験は文系ですと記述問題が非常に多いです。

私立大学のように客観問題ではありません。

なので、各論点について細く論証する力をつけなければいけません。

論点を一つ一つ潰していくような対策を取らないと、付け焼刃ではでは太刀打ちできません。

数学のレベルも非常に高いことが多いので、数学も手を抜くことは全くできません。

理系の場合

理系の方はどうでしょう。

私立の理系であれば入試科目として考えられるのは、数学・英語あとは理科

理科は学校のレベルにもよりますが、1科目の学校と2科目の学校に分かれます。

私立上位校であれば大体は2科目です。

国立理系の場合は、共通テストはもちろん必要です。

社会も基礎科目2科目必要です。

さらに国語ももちろん必要です。

国語の共通テストは古文・漢文が含まれております。

2次試験の科目は、学校によっても様々です。

数学は必ずあります。

それ以外は、 英語と理科の学校が多いです。

なかには、東京大学のように理系であっても国語のテストがあるところがあります。

こういった学校に行きたいのならば、古文漢文さらに現代文の対策も必要なんです。

と考えると、国立の方が科目数が多いので大変ですね。

でも、私立理系の上位大学希望ならば理科は2科目が必須

となると国立理系とそんなに変わらなくなるので国立との併願になることが多いです。

ですが、大学での学費などを考えると国立大学の優位性はまだまだ揺らぎません。

さらに大、学での研究内容とか就職なども国立大学の方が良いケースが多々あります。

なかなか難し所ですね。

ちなみに、最上位でない国立理系学部でも就職状況はかなり良いようです。

実験問題への対応

国立理系の場合は、実験問題が出題されることがあります。

そのため、実験問題がよく出題される学校の受験を考えている方は、対策が必要です。

それは、実験の基本や問題解決能力を養うことです。

医学部は・・・

医学部は、国立私立で大分やり方が変わります。

まず考えるのは、経済的負担

国立の方が断然負担が軽くなっています。

学費負担に耐えられそう思ない時は、当然ながら国立医学部に全集中です。

経済的な事情が許されるならば、自分の学力を考えての選択となります。

と言っても、どこの医学部も難易度は低くは有りません。

共通テストで高得点が狙える人で地方の大学でもいい方は、国立大学中心で学習してもいいでしょう。

そこまで、まんべんなく勉強できない生徒さんは、私立に絞って科目数も減らしましょう。

 

 どうしても現役合格をしたいっていう方は、私立に絞って科目数を少なくしてそれに集中して学力を上げるという方法もいいと思います。

現役にこだわる方は、私立に決めた方が楽は楽です。

地方の国立大学の場合は、共通テスト重視の入試制度ならばまた学習法が違います。

中学生の間は、国立を受けるつもりで全科目しっかり勉強しましょう。

あまり早い段階で自分の可能性を狭めると、後々困ることもです可能性が有ります。

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