大学附属 というと楽して大学に進めるからいいなという風にお考えの方が多いかもしれません。
しかし 、大学 附属と名前がついていても全員が系列の 大学に進める訳ではありません。
附属は附属なりの問題が有るのです。
どれだけ推薦で系列の大学に進学できる?
上位の学校では 、大学進学 推薦率が99%というような学校もちらほら あります。
早稲田の系列や 慶応の系列です。(学校ごとに内部進学率は違います。)
明治・青山・立教の系列もおおむね80%以上の内部進学率です。
一方 大学附属大学への推薦率がそんなに高くない学校というのがあります。
例えば 日大の系列ですと 、日大豊山女子
ここは、日大への内部進学率が50%ぐらいです。
と言っても、他大学への推薦進学が40%ぐらいあります。
ちなみに日大二はなんと20パーセント台です。(これは進学校化しているためと思われます)
このように学校ごとに 内部進学の割合がかなり違うっていうのは頭に入れておいた方がいいと思います。
内部進学の基準は?
大学附属高校から系列の 大学に進学するには、基準があります。
基本的には定期テストの点数による内申
定期試験でとにかく頑張って高得点を取っておけば、内申は基本的に高くなります。
テストの点数だけではなくて、 授業態度とか提出物なども大切です。
それ以外に英検の2級以上とかそういった要件が課されている学校があります。
立教 などは、英語の検定2級以上と言う条件が有ります。(英検だけでなくケンブリッジ英語検定も対象になります)
それ以外に、内部進学のための特別な試験がある学校も有ります。
内部進学用の試験が大切な学校では、その対策も勿論必要です。
内部進学できなかったらどうなる??
付属校で系列の大学に上がれなかった場合 、かなり 悲惨なことになります。
なぜならば、 学力がそもそもないからです。
付属の大学に上がれないとなると、基本的には一般受験になります 。
他大学の推薦は多分無理です。(内申がありませんから)
そうなると、0から大学受験の勉強を始めなければいけないのですから 相当苦労します。
今まで大学受験の勉強していなかったわけですから、 一般的な学力はあるはずもありません。
ただ、大学に上がれなかったという 悔しさをバネにして 同程度の大学に進学した人もいます。
例えば 早稲田の系列で上に上がらなかった人がいました。
とりあえず 卒業して、翌年 上智に合格しました。
かなり勉強したそうです。
こういったこともありますが、一般的には学力が足りないので 付属の大学以上をもしくは同等の大学に進む ってことはかなり難しいのが現実です。
こんなことを知っていれば、もう最初から頑張った方が全然楽ですね。
付属の学校に行ってる 生徒さんであれば 、もうそのまま付属の大学に行くことを優先しないと、学力的には他の進学校の生徒さんとは戦えないですね。
医学部狙いで、医学部の付いている学校に進学した生徒さんも要注意です。
内部進学で医学部に行けなかった場合は、当然一般受験(場合によっては推薦)です。
現状では、医学部はどこもかなり入るのが大変です。
と言うことは、浪人必至と言うことになります。
浪人して合格できればいいのですが、そうでない場合も当然出てきます。
学部の振り分け
各学校とも成績の上位から希望制で学部を振り分けていきます。
と言うことは、成績が伴わないと自分の行きたい学部に進学できないことも・・・
人気の学部は、年ごとに違います。
と言っても、偏差値が高いところから消えていくのが普通です。
そうならないためにも、早い段階(高校1年ぐらい)から内申点をあげるような行動をした方が良いと思います。
内申点が高ければ、指定校推薦で他大学へ進学することも可能です。
内部進学に失敗する人の特徴
せっかく 大学附属高校にいるのに 、付属大学へ進学出来なかった生徒さんを今まで何人か見かけたことがあります。
その人たちは、当事者意識がかけている様に見受けられました。
”自分が進学するんだぞ ”という意識が欠けていて、なんとなく 他人ごとのように
そのため、大事な試験なのに頑張ることが出来なかったのです。
自分のことは自分でちゃんと責任持たないといけません。
やらなきゃいけないのわかっているんだけど、 実行できない人もいます。
このタイプ、は簡単に言うと 勉強しない人です。
勉強しないのですから、好成績を取るのは なかなか難しいですよね。
認識の甘さ っていうのがあります。
このぐらいだったら大丈夫だろうとか、先輩があれくらいだったから自分も大丈夫じゃないかな って簡単に考えてる人がいます。
でも、その人が考えてる先輩の成績 実はものすごく良かったりとかそういうこともあります 。
不確かな情報に基づいて判断しているので、判断を誤ってことが多々出てきます。
この辺りはもうちょっと正確な情報に基づいて 厳しく判断しないといけないのではないでしょうか。
個人指導シグマでの付属生の内部進学対策
個人指導シグマでは、大学付属の生徒さんのために 内部進学のために内申をとるための 授業をしています。
学校で使ってる教材や授業中にもらったプリントなどを中心に 授業するのが定期テストで点数を取るために 1番の近道です。
無駄に難しい問題集を使ったりするよりも 、テストで出やすい問題をやった方が効果が出ます。
数学などでは、基本は学校の問題集です。
学校配布の問題集をちゃんと出来るまで仕上げます。(どこまで仕上げられるかは、生徒さんの頑張りにより違ってきます)
過去問が入手できる学校(慶応女子など)ならば、それを徹底的にやりましょう。
試験の傾向はそんなに変わりません。
内部進学用の特別な試験がある学校(日大など)では、定期試験以外にその試験対策もやっていきます。
とにかく、附属の大学に進学するのに必要なことに絞ってやっています。
付属校の生徒さんは、学習時間が足りない傾向が見受けられます。
そんな人は、学校帰りに個人指導シグマの自習スペースを使うのはいかがでしょうか?
授業の前に1時間自習するだけでも、かなり学力が付きます。
大学付属の生徒さんで 系列の大学にそのまま進学を希望される方は、 個人 指導シグマまで お気軽にお問い合わせください。
あなたの学校の授業に合わせた内容で指導することが可能です。
オンライン授業にも対応していますので 遠方の方でも利用できます。