数学板書

シグマの教室の生徒さんは、他にもいろいろな塾や予備校に通っていた人が大多数です。

その中の一人が、医学部系の予備校の説明会に行った時の話です。

「基礎を身に付けるには、教科書を丸ごとノートに写せ…。」

一見、まともに聞こえますが、記憶の本をよく読んでいるとおかしいことに気が付きます。

何故なら、この作業はロシアの記憶術師S(なんでも覚えてしまって、頭が混乱するので悩んでいた。)が、記憶をなくすためにやっていたことなのです。

意外なようですが、事実です。

こういった単純作業を続けると飽きてきます。

そうすると、全く頭に入らなくなるそうです。

では、ノートを取るのは意味がないのか?

そんなことはありません。

ただ写すのではなく、考えながらまとめながらやればいいのです。

綺麗なノートをとっても覚えないと意味がないですよね。

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